40歳も過ぎると、一人で生きていても人生暇つぶしだし。
生物として、女性の一生のうちの約20年を出産と子育てに費やすという意味がアラフォーになってようやくわかった。
アラサー世代までは同調圧力や昭和の価値観の押し付けで30過ぎて結婚してないとそろそろヤバい、40過ぎてまだ独身は相当な欠陥品みたいな風潮を感じてその波に飲まれて生きづらさを感じてきた。
一旦それらの価値観や社会から離れると、別にどうでもよくなっていくというのか呼吸が普通にできるようにはなったけれど、どうにも人生が暇だ。
いや、働いたり勉強したり遊んだりと暇ではないのだけれど。
がむしゃらに働き遊んで生きた20代と、精神破綻した30代、ようやく少し心に余裕ができてきた40代。
お金に余裕があるわけでもないからもっと働けって感じではあるけれども、独りだとあまり身を粉にしてまで働く気にもならない。
誰かのために自分の命を削ってまで尽くしたいと思える相手がいないことが心にポッカリ穴を感じる。
この先も長い長い人生をずーっと自分のことだけを考えて生きる人生、飽きそう。
結婚も子育ても諦めの人生だから、そうなると好奇心は強くともやりたいと思うこともやり尽くしてきた感が強い。
もういつ死んでもいい人生だ。
ある意味では後悔もない。
だけど筋トレしてダイエットして、栄養バランスを意識した食事管理に精を出している。
一見矛盾しているようにも聞こえる。
早く死にたいなら不摂生極めていた30代までの食事と生活をしていればいいじゃんって。
歳を重ねた今、40代の今が一番絶好調。
健康体重まではまだまだ程遠いけれど。
心身の疲労、だるさもしんどさも翌日に残りにくくなったし。
筋トレのお陰で体力もついてきた。
人並みの体力まで上げるのに、落ちた体力を戻すのに約3ヶ月かかった。
筋トレの日と筋トレの日の間に心身疲労で寝込むという謎を抜け出すまでほんと3ヶ月は要したから、それだけ回復することや体力上げることや痩せにくくなっている現状などが加齢によって遅くなっていると痛感している。
老後の健康に備えるための運動習慣と食習慣は30代までにやっておくこと最上位だと思う。
40過ぎると時間とお金がかかり過ぎる。
そんな話を20代30代のお客さんにしてもほとんどの人がピンとこない。
病気がちやアレルギー体質など健康に産んでもらえなかった人や病気をした経験のある人じゃないときっとピンと来づらいのだろうな。
アトピー体質の30代のお客さんでめちゃくちゃフードリテラシーが高い方がいて、徹底した自炊と小麦を一切摂取しない姿勢がものすごく格好良くて。
肌の色素沈着とか気にしているのに諦めたまま放置という男性もたくさんみてきたから、自分の食事と健康管理を他責思考や他力本願のまま母親や妻に任せっきりにせず努力し続けている姿が本当に幸せになってほしいなと心の底から応援したくなった。
アレルギー体質の私と食の話でかなり盛り上がって、アトピーで悩む他のお客さんのためにも色々情報交換をすることができたのはお互いに有益な時間だったと思う。
筋トレ運動をこれほど長く(長くと言ってもまだ4ヶ月だけど)続けたお陰なのか、食事改善の見直しをさらに行なったお陰なのか、多分相乗効果なのかなと思うのだけれど、本当に心身ともに丈夫になった。
毎年この時期は花粉症と大気汚染による咳喘息の発作が恒例化していたのに、この春、喉が痛くなっても、アレルギー反応からくる軽い咳が出始めても、1週間以内に持ち直すまでになった。
去年までの私は年々マシにはなっていたとはいえ、体調崩せば風邪の場合で全治約3週間は犠牲にしていた。
喉や鼻など風邪の初期症状が出てしまったらそこから持ち堪えるのは不可能で、あぁぁ風邪か・・・諦めるしかなかった。
マジで今迎えた40代女最強説語れる。
10代の頃より動ける体力ある気がする。
きっと50代は更年期やらでまた右肩下がって行くのだろうと覚悟はしている。
首肩股関節の可動域も絶好調。
メンタルバランスも不調を放置し続けてきた結果、そのまま何も感じない身体になっていたから、突然やってきた腰痛や頭痛の苦しみにある日身体が限界の域を超えたのだと思う。
飲食業をしている義理兄の友人は不摂生な食生活と働き過ぎで39歳で半身不随になったというから、人間の体は不摂生の無理ができるのも10年〜20年程度まで。
30代までがギリなんだと思う。
それでも健康という人は、生まれながらの細身で栄養自体も吸収しづらい体質だったり、超健康体に産んでもらえたラッキーかのどちらかなのではと思う。
仕事が忙しくて、ほぼ毎日コンビニ食生活と自炊しても炭水化物メインの一品食事という20代を過ごした結果、私は29歳で子宮筋腫と子宮頸がんを経験したのも納得。
欧米化した食生活が原因と言われた。
そうは言われてもピンとこない。
物心ついた時から超偏食児で、食べられる食材の方が少なかったのだから。
だけど東洋医学の動画や本を見漁って、食事にサプリに色々人体実験しながら勉強した今なら分かる。
大豆製品がおっぱいに良くないこと、乳製品がまんこに良くないこと。
ソイとホエイといえば、2大シェアを誇るプロテインだよ。
幸いに乳がん家系ではないので影響を受けるほどではなかったのかもしれないけれど、出産経験ないからまだこの先のことはわからない。
どこかでやった検査で、乳糖不耐症と結果が出ているのだからそりゃ合わないわけだし病気になるわけだわ。
毒母も乳製品と小麦大好きだから私よりもっと酷い。
毎年毎年大腸検査で引っかかってポリープ取ってるらしい。
完全に乳製品か小麦のせいでしょうと思うのだけど、早く死んでほしいので言わない。
言ったところで80歳近い高齢者の習慣が治るわけないし。
脳が依存症になっているだけなのに、自覚しないから自分の好物だと錯覚して毎日たっぷりのバターをパンにつけて、コーヒーは胃に悪いからとたっぷりの牛乳をいれたカフェオレを飲む習慣。
便通を良くするためにオリゴ糖たっぷりかけたヨーグルトを食べるのも習慣にしている。
砂糖とか小麦とか乳製品が酒やタバコや薬物依存と並んで書かれていないからまったく何も感じない。
むしろ健康に良いことしているくらいに思い込んでいる。
それなのに1日中おならしまくって。
母は昔から街中でも歩いてても、お店の中でも食事中でも会話してても常に我慢できないガスが常。
自分で臭っとかいいながら。
私自身もおならが多い方だったから、これは結婚したらしんどいなと若い頃は真剣に悩んでいた。
おならが悪いわけではなく、異常な回数と臭いが問題。
乳製品と小麦を減らして和食生活を徹底するとびっくりするほどおならが減る。
いつのまにか習慣だった目覚めの一発もなくなった。
自分も昔からチーズが大好きだから、できるだけ本物のチーズを摂ることで変な添加物や保存料を控えていればたまにはいいかなとか、チーズを諦めたくないからヨーグルトと牛乳は摂取しないと決めたりと完全にやめることは不可能なので、取捨選択制を取り入れることにした。
だけど40代になってもなかなか治らない吹き出物。
ニキビじゃないし、中年のシンボルにもならん、ただの不摂生。
顎中心にできるから、ずっと糖質ニキビと思っていて。
炭水化物も甘いものも好きだから控えてもやめることができない限り治らないのかなぁなんて思いながらここ1年は皮膚科の塗り薬を常用している。
皮膚科の2種類の軟膏を塗っておくと改善して肌状態を良好にキープしやすい。
だけど2日塗らないだけでまた吹き出る。
そんな最近、パフェとかケーキとかデニッシュとかたまたま洋風な食事が続いた時に、一気に口周り広範囲に肌荒れが現れた。
そのタイミングでいつも見ている東洋医学系chで、大人の顎周辺ニキビは乳製品が原因であるという話をしていてハッとした。
私、ホエイのプロテインを愛飲しているわと。
そこからしばらく止めて、WPIのプロテインだけに切り替えた。
なんか数年前にも同じような記憶が蘇ってきた。
WPIのプロテインって若干お高いので、そこでケチっていつの間にかWPCに切り替えて乳糖不耐症向けWPIのメリットをすっかり忘れていた。
WPIプロテインに切り替えたらざらつく毛穴にこもった吹き出物がほとんど気にならなくなった。
乳製品控えていたつもりが、無意識なところで相当量摂取する習慣化をしていたなんて恐ろしい。
現代の加工食品の無意識な常食の怖さを痛感した。
今はソイプロテインもWPCプロテインもやめて、WPIプロテインかピープロテインに切り替えた。
それでも回数は減らして。
なんだかんだ結局のところ日本人は日本人なのだから、昔から日本人が食してきたものが1番健康寿命を延ばしてくれるのだろうな。
ダイエットといえば少し前に一世を風靡したオートミールとかオーツ麦粉とかも試したけど、胃腸の膨満感と寝際まで消化不良のような違和感が気になって。
麹甘酒を飲んでみたけど全然効果なし。
調べてみたら食物繊維はそのまま便として腸内掃除しながら排出されるから、糖や脂質やタンパク質の消化を助ける分解酵素のような働きの成分や食材がないみたいで納得。
多分私には合わないのだと判断した。
こんにゃくもイマイチダイエット効果を感じないのでやめた。
自分で記録しながら体の声を聞いていると、ダイエットに良いとか健康に良いと言われていても必ずしも自分の体質に合うとは限らないんだな。
玄米120gと発酵食品に好きなおかず、消化を促してくれる大根か麹甘酒を摂っていれば今のところすこぶる調子はいい。
とかいって、今年の健康診断ボロボロ数値だったら笑うけど。
決して長生きをしたいわけではないけれど。
内臓が丈夫で健康なうちは、せめて足腰と脳だけは健康を維持せねば働けなくなるし他人に迷惑かける。
内臓がガタ来てくれれば、癌だとか心筋梗塞だとか脳梗塞だの血管系やらでできるだけ手短に死ねる。
父の内臓がべらぼうに丈夫過ぎて、足腰弱ってきた姿を見ると本気で迷惑だからストレッチからでも運動習慣をもってくれないと困るなあと見ていて思う。
内臓元気で歩けないとか、認知症で長生きとか地獄の極みだよ。
先日、自宅マンションの数軒先マンションに1台の車から医師と看護師の計4人が降りてきた。
手袋に足袋、マスクにゴーグル。
車には歯科医院と書かれていた。
あ、孤独死現場の歯形取りかなと察した。
初めて見た。
私の住む新宿の住宅エリアは、町内全体が老人ホームみたいに高齢者だらけ。
昨日も西早稲田の団地で火災があり高齢者が亡くなった。
うちの近所にもマンションの1室だけ火災があったであろう外壁が真っ黒く煤汚れた部屋がある。
今住んでいるマンションはエレベーターの目の前が階段で、外階段も非常階段もないタイプ。
こんな現場に遭遇するのも当事者になるのもこれからますます増えるのかなと思うと、せめて自分の足腰と頭だけは健康寿命伸ばさねばと。
癌で死ねたら幸せなんて言われるようになったけど、うちの両親共に癌家系ではないから何の病気が襲ってきても対処できるように、頭と足腰だけは守りたい。
そのための養生食。
一生自分の好きなものを食べられる人生を送りたいから普段は食養生する。
血圧とか血糖値とか気にせずたまには存分にラーメンとかチーズとかハーゲンダッツ食べたい。
だから普段は玄米や黒米に汁物に魚とぬか漬けなどの発酵食品。
目指すお手本は、戦国時代の武将の食事とか、江戸時代の武士の献立。
もしくは刑務所飯か。
病気知らずの究極の健康飯だとか。
早く網走刑務所観光に行って、ムショ飯体験ができる食堂にも行ってみたい。
それらからするとまだまだ脂質がかなり多いけど、ちょっと食への意識が変わってきた。
自分は完全に炭水化物デブだとばかり思い込んでいたけど、脂質取り過ぎデブだったと気がついた。
正確に言うと脂質と糖を一緒に取り過ぎるデブ。
この年齢まで気がつくの遅過ぎ。
武士みたいな食事をちゃぶ台で食べているのだけど、形から入るタイプだからそのうちに脚付お膳に正座で食事して江戸時代の武士の気分に浸りたい。
なんだか身体も軽いし、体調不良なりかけても持ち堪える免疫力もついたし、日中の眠気はコンサータのおかげもあるがすこぶる調子が良い。
そして何より今月のコロナバブル崩壊したのかというくらいに絶望的な閑散期。
前の自分なら絶望から腐り過ぎて死にたいって即呟いてた。
驚くほどお金ないのに、驚くほどに鬱めいてない。
悲観や不安症などで鬱めきそうになっても、そっち側にメンタル引っ張られないだけの思考停止力が備わった感。
冷静に考えて今できることを粛々とこなす。
嘆いたってぼやいたって泣いたって、こんなクソババアを白馬の王子様が拾ってくれるわけじゃない。
メンブレ起こしやすい状態って心の神経が敏感になっているから、良い意味で鈍感力も備わったのだと思う。
40代の今、心身の健康知識を身につけ実践し、守るべき家族も失うものもない自分。
最強で無敵感備わった。
本当の本当の意味で食事栄養と運動と睡眠の大切さにこの年齢でようやっと辿り着いた。
まるでスーパーサイヤ人になれた気分だわ。
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