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去年の地獄の忘年会は母がやらかし、新年会は親父がやらかした。

本当に似たもの夫婦。

正月恒例の家族の集まりに参加するのはもうやめようと思いつつも、姪甥に会いたい気持ちと自分のメンタルが強くなりブレない自信がついたのでちょっと試したい気持ち間でギリギリまで葛藤した。

結局1時間ほど遅れて参加。

外でバイクを止めるのに苦戦しているところに、ちょうど中高生の姪甥3人が外に出てきて。

23kg痩せた私の姿を見て『わーわー』って寄ってきてマジマジと見られた。

大人はあまり露骨に反応しないけれど、子供ってこういう時素直に反応見せてくれるからめちゃくちゃ嬉しい。

驚いてくれたのなら、頑張った甲斐があった。

前に20代の頃の私の写真を見た姪っ子のひとりが『まんちゃんって昔こんなに可愛かったの?!』って過去形で驚いていたらしい話を兄から聞いたり、3年くらい前に甥っ子と会話していた時に尾崎豊のモノマネしたら『今のすごいおばさんっぽかった』って言われて。

この2つのきっかけがあったから、あと10年くらいはおばさんじゃなくて綺麗なお姉さんって言ってもらえるよう筋トレとダイエット頑張ろうって思えた。

綺麗とか可愛いじゃなくて、かっこいいが目標。

おばあさんになってもおばあさんという呼び名が失礼と感じさせるようなカッコ良さに憧れる。

最近新たな目標として女優の夏木マリさんとか、料理研究家の有元葉子さんのようなシニアになりたい。

出しゃばりすぎず、自分の強すぎず、でもブレない強さを感じさせる雰囲気がたまらなくかっこいい。

そんな決意新たに、新年会の話を。

長女の旦那の横が空いていたので、そこへ座って何十年振りかというくらい金融関係で単身赴任しながら働く義兄と会話した。

いつも疲れ切っていて、元気のない義兄。

だけど会話するとめちゃくちゃユーモアセンスある頭の回転が速い人。

NISAの話も質問してみたけど、子供がちょうど大学1年生と大学4年生というべらぼうにお金がかかる時だろうから仕方ないのかもしれないけど今はやる余裕がないと。

とりあえず自分の勤務先の株は持っているらしい話は前に聞いたので、確定拠出年金もやっているそうなので、これ以上の冒険はしないでひたすら子供が成人するまでは!!という耐え忍んで頑張っているのを感じた。

長女の難病2つ持ち問題に食事の話もしたり、私の仕事の話も質問されたり、1時間近く会話。

するとお節や煮物やすき焼きなどみんな食べ終えて、デザートに移った。

アイスやプリンなども出てきたけど、ここまでとりあえず姪っ子が毎年作る栗きんとんだけ味見で2〜3口いただいて、あとは一切手をつけず。

デザートも完全拒否するとなんか申し訳ない雰囲気だったので、唯一大丈夫そうなコーヒーゼリーを生クリーム剥がして食べた。

エライ!!私、食の誘惑に耐えて頑張った。

それも年末に誘惑に負けて食べてしまったケーキで、声が枯れてでなくなってしまっていたのと、会話に夢中になれたお陰で、暇つぶしに食べる選択を避けることができた。

これで私の咳喘息や長引く咳の原因は小麦粉だったとはっきりした。

1月は大阪出張もあるから体調管理が1年で1番神経を使う時。

責任感と使命感のおかげで食べない抑止力が芽生えた。

その後の反動が怖いけど。

そんなこんなで義兄との会話がひと段落した頃に、大学4年生のその娘、姪甥7人の中で1番年上の姪っ子が私の隣に走って寄ってきてくれた。

滅多に会話することも連絡もしないけど、こういう時に話したいと寄ってきて、質問してくれるだけで人生山あり谷あり色んな経験してきて良かったなと思える。

人生相談とこういう時どう思うか?などたくさん質問されたので、決してアドバイスを押し付けるのではなく、私ならこういう時にこう考えるとかこういう思考もあるよという話し方をできるだけ注意深く話すよう努めてみた。

自分の両親が真面目な会社員家庭育ちだから、私みたいなフーテンの虎子が余計に新鮮に映るのかもしれない。

その様子を一部始終見ていた毒母は後日私に『あまり曼ちゃんの言うアドバイス信用したらダメだからねー、話半分で聞くんだよーって(母からすると孫)アドバイスしておいてあげたわ』って私に言ってきた。

前の私ならそこで大喧嘩。

だけど失笑でスルースキルを手に入れた私は強い。

HPダメージゼロ。

一昨年は母や兄や次女からの大切にされていない感が辛過ぎて飛び降りようとまで思っていたのに、たった15ヶ月でこんなにも人間って変われるんだなー。

完全に嫉妬じゃないかって。

私と会話するために姪が隣に座ったのが面白くなかったのだろうなぁ。

それを孫に頼まれてもいないのに、曼ちゃんのアドバイスを聞かないようにと言ってしまう時点で、自分の価値が下がるとわかっていない毒母も終わったな。

我が毒母の人生とは、常に強欲で嫉妬にまみれ恵まれた人生なのに幸せを感じれない哀れな人生だなと改めて感じた。

そろそろお店の営業時間になるので全員で集合写真を撮るその頃から不穏な空気。

父が泥酔で感じ悪くイライラし始めた。

姪甥たちが楽しくカラオケを楽しんでいる中、私は大学4年生の姪と会話に夢中。

すると兄の娘、中2の姪っ子が突然泣き始め、そろそろお開きにするために集合写真を撮る時に『もう今年でこんな集まりは最後でいいから!!2度とこんか会やるかー!!!』と親父が喚いた。

おいおい、何事だよ。

ちゃんと舞台に立って歌っている姪甥は問題なかったが、椅子に座ったままカラオケボックスのようにして歌っていた兄の娘に『うちはカラオケボックスじゃありません、立って歌ってください〜』って親父が注意。

子供の頃、私も散々言われたけど、そんなの気にしない精神なので、凹むなんて発想もイラつくとも思わなかった。

そしてその後に、ドラムを教えようと嫌がる姪っ子を無理やり引っ張ってドラムの前に座らせて教えようとしてきたことが相当怖かったとかで泣いてしまったそう。

ただでさえ鬼の形相した強面なのに、酔っ払って酒臭くイライラし始めたじいさんに狭いドラムの一角に押し込められたらそりゃ恐怖だろうよ。

そして兄もとうとうキレる。

『ほら、お前らいつまで歌ってるんだよ!!いい加減空気読めよ!!!』と怒鳴り場が凍りついた。

うちの家族はキレるスイッチが時限爆弾のよう。

普段は温厚でキレないのだけど、切れスイッチ入ると一気に爆発する。

事前の心の準備はさせてもらえない。

ゼロかヒャクか。

突然怒鳴る家族。

癇癪持ち一家。

淡々と粛々と話し合いということが出来ない集団。

遺伝子的にやや高血糖の糖尿家系で甘いものがやめられないから、血糖値スパイクが起きやすくシュガーハイみたいになりやすい。

自分が食でドーパミン出す習慣をやめてから、他人の悪食で性格が冷静に見えるようになった。

うちの親はアルコール依存症なだけでなく、子供の頃から『日本酒飲むとおかしくなる、暴れる』と言われてきたことが、アルコールのせいではなく日本酒の糖でおかしくなっているのだと気がついた。

躁期と鬱期の姿を思い出すと、まるで双極性障害のように辻褄があう。

そこにストレスが起爆でインシュリンだけじゃ足りないのかアドレナリンで血糖値上げようとしちゃうから、キレやすい家族の出来上がり。

自分がドーパミンを出す食べ方をやめたお陰で、他人の性格や行動が何の食べ物でそうさせてしまっているのかがすごく冷静に見えるようになった。

ソワソワ、イライラ、攻撃的、滋味深いものを食べて得られる心の穏やかさなどに敏感になった。

漫画『三つ目がとおる』世代の55歳の兄に最近食事を変えてから、第三の目が開眼したかのように感じる時があるって言ったら、『お前もやっと大人になったか』みたいな謎に上から目線発言をされてびっくり。

私からしたら兄はもう20年くらい間に成長が止まっているようにしかみえない人なので、発言に心で失笑。

アル中の爺さんが中2の姪っ子を泣かして、爺さんも子供かよといいたいくらいの『もう2度とこんな会はやりません!!』なんて怒鳴り喚き散らす、なんてカオスな場面なんだ。

ここまで来ると、新喜劇のコントにしたら面白いかもしれない。

最悪な空気の中、集合写真も撮り終えて、次女と次女の子供達は次女に似てマイペースなのでケロッとまた歌い始める。

次女の旦那はこれもまた大酒飲みで、ダイエットうまく行き始めている私にチクチク嫌味と自慢のマウント仕掛けてくる始末。

5人全員発達障害だからか、空気なんて読まない、たくましく育った次女家族。

大学生の姪の人生相談が終わった後は、中3受験生の姪っ子から進路相談というかやはり質問攻め。

あれはどう思う?これはどう思う?こういう時はどうしたらいいか?将来の夢が思いつかないなどなど。

将来のことについてなど何でも聞いてもらえるということは『多少は話しやすい大人』として使えると思ってもらえたのかなと解釈すると、本当に有り難いことことだなって思う。

長女家族はカラオケ嫌いなので、歌が始まり逃げるようにそそくさと帰り。

長男家族もバラバラに帰宅。

翌日に中2の姪っ子は大丈夫だったかと連絡したら、『あのあと家出しちゃって探すの大変だった』と返ってきた。

え?

端的にいうと、爺さんに無理やりドラムを強制されて嫌で泣いて帰宅後に家出?

だいぶ箱入り娘感強めだなとも感じたけど、私がそんな大事に育てられたという環境を知らないから、それが普通のことなのかは分からない。

結局ママが探しまくってドンキホーテに居たらしいけど、0時近くまで帰ろうとしなかったとか。

じいじやパパの怒鳴り声なんて聞きたくないよな。

恐怖だし動揺するし絶望もするよ。

こんな家族誰だって嫌だって。

受け入れられないけど仕方ないって悟れたのも43歳までかかったのだから。

毎年のお年玉問題もようやく心で整理できた。

7人にあげる一方で、独身子なしの私にはもうこの先もらう予定もなし。

4人兄弟の末っ子で独り身の老後、孤独死した時に姪甥に迷惑かけるかなーという気持ちで今から愛着もってもらおうとか考えて頑張ってきたけど、自分を大切にすると言う気持ちがようやくわかったから、兄姉が私を大切にしてくれている感を感じないのだからその子供達にお金配るのもやめた。

そう思考回路を変えたことで、お年玉交換が始まったタイミングで気まずい思いもしなくて済んだ。

お陰でようやくスッキリ晴れ晴れ。

自分の中で心の決着がついた。

あとはとりあえずこの親父と毒母さえ死んでくれれば曼荼羅家は静かにはなるはず。

その頃には年老いた兄姉が今度は毒化したりしてな。

血は争えない。

自分も人に対して有毒化しないように気をつけなくては。

そんな思いを孫の代にまでさせる毒家族。

こんな家でごめんねって、姪っ子が泣いていた時にただただハグしてあげることしかできなかった。

だけどこれ以上のことは何も出来ないし、する必要もないということもメンクリで学んだ。

人との距離感掴むのが下手なので、つい自分のことのようにお節介をやり過ぎてしまって精神疲弊してきた。

当事者に起きたことはその人の問題であり、私の問題ではないと何度も心で唱えて落ち着かせる。

だから一緒に共感してあげるとかハグして話を聞いてあげることはできても、何かしてあげなくちゃはやり過ぎだ。

度を超えて共感し過ぎて感情を憑依させてはならない。

妻が精神疾患で、セックスレッスンに来る既婚者のお客さんにもこのタイプの人多い。

面倒見ている男性は自分も甘えたいから、心が弱い妻を甘やかす。

それでさらに妻の精神疾患が悪化していく。

お互いに傷の舐め合い夫婦は一緒に健康を害していく。

長年献身的に妻を支える俺に自己陶酔していたとしたら最悪。

私は互いにパートナーの困りごとに手を貸すことは当然とは思うけど、やってあげ過ぎは相手をもっとダメにすると思う。

優しさと自己犠牲愛を履き違えてはいけないなと。

自己犠牲愛が美しいもので当事者が幸せを感じれているのなら否定もしない。

違和感を感じるのなら、脳で快楽ホルモンと幸福ホルモンの区別に気が付かないといけない。

この考え方のお陰で、人生が本当にラクになった。

ドーパミンを出し過ぎないように意識したら、日常生活で幸福ホルモンをドバドバ感じる。

過食や衝動買いによる自傷行為をせずに、自分を大切にするという言葉の意味をやっと理解できた気がする。

父が私の歌声を『気持ち悪い』と言おうが。

母が私を『失敗作』と言おうが。

それは毒親の感想であり、私の問題ではないもんねー。

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