甘えん坊の末っ子なんてよく家族からは言われていたけれど、今の自分は甘え方がよくわからない。
人に頼りたいし、本当は人に甘えたい。
でもこの人なら信じても大丈夫かと思う人が現れても、『君と出会った過去の男たちとは僕は違うから』と言い切ってしまう軽い男性の多いこと。
俺は今まで君が付き合ってきた男とは違うという思考を持ったり発言する男がとても嫌い。
何かあった時、こういう人間が1番あっさり逃げ出す。
困難に出くわしても煙たがられたり、逃げられるのがオチ。
一緒に立ち向かってなんかくれない。
証明してあげるよと言わんばかりの態度や言動をされても本当に最初だけ。
裏切られてきてばかりいたから、自分から人を頼ったり、お願いしたり、甘え方がわからない。
自分で自分のことを他の奴とは違うからって思えるのは自意識過剰だよ。
この言葉、本当に大嫌い。
いくら好みの人が現れたとしても、この発言をした時点でさようならだし、風俗のお客さんでもこの時点で心のシャッターは降りる。
顔は笑っていても心は閉じる。
言葉よりも行動で示せって思う。
初対面で『また来るからね』っていう風俗客と同じ。
『気に入ったからまた来るね』発言をするうちの98%の男性はほぼ来ない。
無責任で口ばっかり。
風俗嬢を軽くみてバカにしている。
約半年、月2回欠かさず来てくれていたお客さんで、いつも問題発言が多いなぁと気になりつつ、何処かのタイミングで少しずつ“風俗で嫌われないお客さん”を教えていかないといけないなぁと思って一生懸命コミュニケーションを取っていた。
初対面などコミュニケーションをあまり取っていないお客さんに注意しても逆ギレさせて終わるだけなのでそれは避けるようにしている。
徐々に信頼関係ができてきた頃だったと思う、私が少しずつ風俗を上がれるよう頑張りたいという話をした時に、『急にプライベートレッスン辞めないでね。辞めるときは言ってね。』なんて“必要としてくれている”を感じれる嬉しい言葉を言ってくれた。
でもよく考えると、この発言私のブログを全部読んだという割に自分のことしか考えていない発言だよな。
風俗を上がれることを応援してくれているわけでもなく、自分の寂しさを埋めることだけに特化した言葉。
案の定、その1ヶ月後には彼は突然パタリと来なくなった。
自分勝手な自己都合だよな。
辞めないでねと言っておきながら、わずか1ヶ月後にはあっさり来なくなるんだから。
軽率な発言過ぎる。
私が何か不快なことをやらかしたのかもしれないし、私なんかよりも気に入った嬢ができたのかもしれないし、それは本人の決めることであり、私がとやかくいうことではないからどうでもいい。
けど他にもこのおじさんは女性に対する失言が多かった。
例えば、よく『安いラブホで。安いラブホで。』を言っていて、自分で2時間3500円のラブホを見つけてくる努力はありがたいけど、何度も安いを強調されると、私自身が“安い値段じゃないと価値もない女”レッテルを貼られている気分になる。
その度に小さな傷が毎回ついた。
突然パタリと来なくなってからも、私のツイートを見ている反応だけはあったから頭にきてブロックした。
お世話になったお客さんではあるから悩んだ。
元常連さんをブロックしたのは初めてだ。
でも色々配慮がなくて絶えられなかった。
私だって風俗嬢である前に人間だよ。
突然一方的に絶交されたのに、ツイートだけイイネされる神経は私にはわからない。
私のブログ記事って、1100本以上にもなる。
男女問わずありがたいことに、いまだに面白いですって言って会いにきてくださる方が絶えないのは感謝。
プー太郎で無力を感じる今、“ブログ面白いです”のこの一言が今の私の承認欲求を満たされる唯一の支え。
ただの暇つぶしの読み物でいい。
けれど、会いにくるからには私が書いてきた心の声を無視しないでほしい。
全部読めなんて言っていない。
相手の考えを見聞きし、相手の価値観に触れたなら、その人の本質や考えを見抜く努力は必要じゃないだろか。
見抜けなくても理解しようとする姿勢だっていい。
例えば、クリーム系の差し入れには気を付けてくださいよってあれだけ記事にも書いたのに。
と言いつつ、特に何も持たずに遊びに行く方はスルーしてください。 いつも手土産を持参してるという方のみ、読んで考えて欲しい…
それでも生クリームたっぷりのクレープを持ってくる困ったおじさんもいた。
『まんだらさんがダメってブログに書いていたけど、これだけは俺のオススメだから是非食べてみて欲しくて』って。
だからそれがダメなんだって!笑
自分、自分を押し付けてくるおじさんってほんと困った人が多い。
代表格はうちの親父だけど。
母が股関節の手術で入院している最中も、ずっと親父は足を引きずって負けずに俺も足が痛いアピール。
足をどうしたのか聞くと、“痛風だ”ってさ。
毎日浴びるほど酒飲んでいるくせに同情の余地すらねーわ。
風俗で働くようになって、人間不信が増したのか、見る目が養われたのか、“あ、こういう男性はダメだ”と思う瞬間が見える。
何様目線でモノ言ってるんだって話だけど、だからお嫁にいけないんだと思うけどさ。
でも若い時から男運ゼロの私。
見切りをつけたり、心を許した瞬間に捨てられるを経験したせいか、誰にも甘えずに1人で生きていく思考が自分の中で根付いた。
心を開ききるのが怖いんだ。
甘えてもいいんだよと言ってくる男性が怖いのかもしれない。
甘え方もよくわからないし、甘えた途端に捨てられるかもしれないし。
でもこういうことを言うと、俺なら大丈夫だから甘えてくれと言う人が現れそうで怖い。
そういうの求めているわけじゃないんだ。
人によく思われたいのなら、言葉じゃなくて行動で示してほしいんだよ。
私の1年以上のお付き合いになる仲良い常連さん数名、長い付き合いになっている方はすごく優しくて私の嫌がることを理解してくださっている。
私から営業メールも送らないし、相手からも予約の時だけメールが来る。
しかもすごいなぁと思ったのは、しばらく忙しくて来れなくなりそうって時、普通都合の悪いことは誰しも言いたがらないと思うのだけど、それを言ってくださる誠実さ。
別れの言葉やしばらく会えなくなるのは寂しいけれど、これぞ風俗客と風俗嬢の関係を超えた人間関係の築きなんじゃないかと思うんだ。
“店員と客”の関係から発展して“友達以上恋人未満”みたいな感じ。
メル友みたいにマメにやり取りしなくても、相手を思いやれる心、相手を気遣える優しさ。
①また来るねと言って来ないチャラいお客さん。
②突然辞めないでねと言っておいて突然来なくなるお客さん。
③しばらく行けなくなると正直に言って、数ヶ月後にちゃんとまた会いに来てくれるお客さん。
私なら間違いなく③のお客さんとニャンニャンしたい。
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