子宮頸がん高度異形成、円錐切除手術を終えて。

2週間前に決まって慌ただしい入院&手術から、1週間が過ぎた。

結局1泊2日では退院できず、手術後に上がる熱は微熱程度ではあったけど数値が合格ラインでないとのことで念のため1日延泊。

合計2泊3日。

恐らく延泊した分のベッド代と食事代は追加料金になるのかな。

手術後麻酔と痛み止めが切れてしばらくすると、ピル生活9年で忘れていた重い生理痛のような痛みがずっと絶えず襲ってきた。

脂汗にたまりかねて夜、座薬を1回挿入してもらった。

でも翌日は嘘みたいに動けたから笑っちゃう。

これがお腹を切らない手術のラクさなのか。

なんとか誰にも頼らずに入院から手術、退院までをすべて一人でこなすことができた。

入院の当日と退院日の自宅から病院までは吉原ソープに行くのと同様で交通の弁が本当に悪い。

そんな時に助かったのがタクシー配車サービスMOV

乗りたい時にアプリを開き、地図上に乗りたい場所にピンを立て、降りたい場所にもピンを立てる。

すると近くにいるタクシーがあと何分で参りますと地図上に向かっている車が現れる。

ウーバーイーツと似てる。

リアルタイムで近くに何台タクシーが走っているかとか、こちらに向かってくるタクシーがわかるのめちゃめちゃ便利。

タクシーが道間違えて一方通行の道に阻まれ遠回りしているのまで分かる。

クレジットカードも登録しておくと、タクシーに乗った時に行き先も降りる時の精算も不要。

一切言葉を交わさなくても最初に降りたい場所にピンを設定しているので、そのままタクシーのカーナビに自動で設定されるらしい。

送迎料金はかかってしまうけど、すっごい便利なサービスに感動したわ。

入院も慣れたものなので、それほど不便はなかったが、それでも途中やっぱり不便だなとすこし感じたこと。

①カバンの中から取ってほしい物を家族がいれば頼めたけれど、看護師さんにお願いしないといけない申し訳なさ。

②立会人がいないことによって、医師からの手術前の事前説明がなかったこと。

これは手術の翌日に聞きたいことを事前メモしておいたので、先生に質問攻めにすると『君はご家族来てないから手術前の説明してなかったもんね』みたいなことを言われ、だから聞きたいことがこんなにあるのかと思った。

何だかんだ強がっていても、こういう時にやっぱり誰か付き添ってくれる人がいる人は羨ましいなと改めて感じた。

ま、そうはいっても一生一人で生きていくことを考えると、自立するのにいい訓練になったかな。

入院生活も同室の方が深夜まで自動搾乳機を使っているとかで、音が気になって気になってなかなか寝付けず。

出産入院だったのか?よくわからないけど、でも1泊で退院されたから2日目は2人部屋に貸切。

めちゃめちゃラッキーだった。

でも夜になるといないはずの隣のカーテンの向こうから定期的にラップ音が聞こえてきてちょっと怖かったぜ。

病院食も個人病院だから手作り感もあり、とにかく冷めていないことと薄味過ぎないことに感動。

しいたけ以外、どれも完食。

1日半の絶食後だからとても美味しかった。

 

 

スーパーやコンビニ食じゃない、人が作った優しい味に妙に幸せを感じてしまった。

今回こんなに話がトントンと進むとはまったく予想もしていなかったので、自分が1番驚いている。

手術自体に何ら不安はなくても、しばらく働けなくなることで途絶える収入が兎にも角にも1番の悩みだったから。

このタイミングで手術をすることができ、たくさんの方に救っていただいた。

有り難い批判的なコメントをいただき、そこから婦人科へ検査に行く機会をもらい、お金の問題も解決してくださるお客さまが現れ、相談に乗ってくださった同じ手術経験者の同業さまを紹介していただき、応援に個人デリヘルを予約してくださったり延長してくださった常連のお客さま方、入院手術を早めてくださった先生、そして何よりも無条件に1ヶ月分の生活費をポンっとくれた母。

皆さま本当にどうもありがとうございました。

事故や病気で、いつどこで急に働けなくなるかを考えると、やはり貯金は最低でも100万くらいはしておかないといけないなと学びました。

大事とわかっていても、あとは貯金をする力も備えたいな。

手術へ踏み出すためのチャンスを全て見えない何かで繋いでいただいた。

2ヶ月ほど前から急に痛みだしていた謎の腰痛も手術後に嘘みたいに消え、きっと今がギリギリのタイミングで、神様がもうこれ以上先へは延ばせないよ、あなたにはまだやるべき事があるのだからさっさと治してしまいなさい的な意味に捉えた。

都合のいい考え方かもしれないけど、一人で生きる人間だからこそ、こう考えるだけで見えない何かに守られていると安心感と感謝の気持ちが生まれる。

あんなに卑屈になっていた自分が嘘みたい。

手術して、ちょっと性格も治してもらった?

いや、元気になるとまた私の毒舌も復活だね!

1年、また1年と、ひとりで生きるようになって約6年目。

自分でも驚くほど精神が強くなったと感じる。

涙もろくはなったけど。

ちょっとやそっとじゃ心も折れないぞ。

このブログを通し、温かい目で見守り、応援してくださるお客さんや同業の仲間がいるからこそ救われている。

まんこが使えない間に、体力が落ちないようリハビリがてらだいぶ先延ばしになっていた風俗嬢オフ会も開催したいな。

風俗嬢オフ会の事前登録者数も有り難いことに30名近い数まで増えてきた。

もうすっかり忘れてしまっている人もいそうだけど!笑

地方からの登録でもいいですか?とか風俗嬢じゃないのですけどいいですか?なんて言ってくださる方もいて謎に驚きと感激です。

何か計画しようと思っているので、楽しみにしててください。

でもその前に次は母の番だ。

今日、入院手続きと手術前説明に付き添い、明日はいよいよ母の手術。

案の定、何ヶ月も前から入院日も決まっていたのに、なーんにも肝心なことはやっていなかった。

自宅に戻ってきてからの生活に使用するベッドも買っていないし、ベッドを置くスペースを作るための掃除もしていないらしい。

しかも3階まで階段で上がれないから、2階で生活をするために2階を片付けないといけないのに、なぜか3階の自分の洋服を捨てるなどの整理をしていたらしいから、本当に行動が謎というか呆れる。

ダスキンの掃除頼めばいいって言ってたけど、こりゃダスキンも逃げ出すぜよ。

実家はいわゆるゴミ屋敷に近いからな。

そして何よりも区役所に行って、高額療養制度・限度額適用認定証の申請もしていなかったのにはため息しかでてこない。

結局私がやる羽目になった。

過去4回の手術の経験がベテラン感を生んでてテキパキしている自分に笑える。

深夜に暴言の電話を掛けてくるから着信は相変わらずブロックしたまま。

それでもやっぱり無条件に恩着せがましいことも言うわけでもなく、1ヶ月分の生活費を現金でポンっと渡してくれたことに感謝をしないといけないなと思うと、私がやるしかない。

毒親と化してから、たくさんたくさん嫌な思いしか記憶に残らなくなるくらい嫌な面ばっかりだけど、それでもこれからいくらかかるかわからない母の少し長引くであろう入院生活の前に私を助けてくれた。

私が今手伝わないで誰がやるんだって思う。

そのために母よりも先に1週間手術を早めたのもある。

お陰さまで、もう自分のことはとりあえず終わった。

次は母の手術とリハビリだ。

考えなくちゃいけないこともたくさんある。

身体に無理はできないけど、頭は常に考えることでいっぱい。

もう頭の中は次の段階に入っている。

退院してからの3日間、とにかく眠くて眠くてずっと寝まくっていた。

身体が早く回復を望んでいるかのように。

退院直前に顔を出してくださった寛先生が『君はやっぱり血が止まりにくい人だね。うんときつく縫っておいたよ。』なんて言われ、ようやく今日7日目にして紙おむつ生活からナプキン生活に切り替え。

それにしても手術後からエリスCLINICS5枚分の吸収力というナプキンを当てていたけど全然ダメだった。

厚みがありすぎてナプキン自体が固すぎて隙間できすぎ。

下着もベッドのカバーも出血で汚した。

もうこうなったらオムツのほうがいいかもと、オムツにナプキンを中に敷いて二重にし履かせてもらった。

ナプキンと思ったのか?看護師さんにもこのオムツタイプどこで売ってるんですかとか聞かれた。

ゴワゴワしないし、つたい漏れも心配ないし、洗濯の手間もなく捨てられるから、オムツの生活にすっかりハマったわ。

まだほんの少し血が出る。

ま、止まらないわけじゃないし、止まりにくいだけなのだから、そのうち止まるだろう。

鉄分補給しつつ気長に回復を待とうっと。

こりゃ焼肉でレバー食べに行かねば。

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