今年１月の大阪出張レッスンの時に初めてプライベートレッスンに来ていただき、その後電話相談を何度か利用してくださっていた男性がいる。
ある風俗嬢に恋をした男性。
恋愛経験も少ない人で、どちらかというとモテないタイプというより、明るく楽しすぎて恋愛感情よりもいい友達になってしまいがちな男性。
素敵な男性だからこそ応援していたし、結果も楽しみにしていたのだけど、先日いただいたご丁寧なメールで“当たって砕けなかったけど結果が見えた”というような内容をご報告いただいた。
本人がそう感じたのならば周りがとやかくいうことではないので、私はこれ以上は何も言わない。
そう、本人に告白もせずに後悔も食いも残らないのであれば。
でもこの方の一件で、プライベートレッスンに来てくださる男性方を見ていて思ったことがあるので、ここで書かせていただく。
３０代、４０代、５０代と、特に恋愛もせず仕事や趣味に打ち込み生きている人や、なんとなくふんわり毎日を生きている人、一人の人生を謳歌している人、色んな人がいると思う。
一度も恋愛経験がない人は、死ぬまでに一回くらい本気の恋をしてほしいなと思う。
恋愛経験の浅い人は、素敵な女性だったなと忘れられないくらいの恋愛を楽しんでほしいなと思う。
ストーカーになれって言ってるのではないよ。
好きの最上級をあげてと言った時に、名前が出る人ってなんか人間らしくて素敵だなって思う。
この方と恋バナを何度か電話で、アラフォーになった今ドキドキワクワクしている電話越しの声を聞いていて、一喜一憂して楽しくもありほろ苦くもあって、“あぁ生きてるっていいな、素晴らしいな、素敵だな”をお裾分けしていただいた。
ご報告と楽しいひと時をありがとうございました。
これに懲りず？！積極的に！！好きになった人を忘れるには別の新しい出会いしかないですよ！なんてね笑
また素敵な恋愛と出会えますよーに祈ってます。
自分も過去、本気で大好きだった人のエピソードをプライベートレッスンのお客さんに話している時に、何度か泣きそうになったことがある。
今でも当時をふと思い出す。
１２歳年上だった彼の年齢になった今の私。
大好きだったけど、一緒にはなれなかった。
髪の毛を引きずり回し、人の顔をお岩さんになるまで殴るような人とは。
でも今は感謝しかない。
人を好きになる満たされた気持ちを教えてもらったから。
きっと死ぬ間際に人生を振り返った時、私のしくじりまくった人生とともに大好きと思えた人も思い出せる幸せ。
いつか歳を取っても、両思いでも片思いでも大好きだった人を思い出せるくらいの恋はしておくと、心満たされるそんな気がする。
人間って良かった時よりも、辛く苦労したことの方が記憶に残りがちだから、せめて大好きと思えた心温まる思い出くらい持っていたい。
好きな人に優先順位をつけるものではないけれど、セックスの相性と一緒で、たくさん恋愛してきても今恋人がいても、今の人が一番じゃない・・・ってこともある。
好きだけど、しっくりくる何かがみんな違う。
だから一生に一度は大好きと思える人と出会えたらとっても幸せなこと。
1度や２度ダメでも諦めちゃもったいない。
もう「おじさんだから」も禁句。
年齢は気にしすぎても気にしなさすぎてもよくない。
５０代のおじさんなのに２０歳前後の若い子に手を出すのはできるだけやめたほうがいい。
さらに相手は風俗嬢で。
周りになんと言われようと気にしないならいいけれど。
ちなみに私も若い時におじさんと付き合ってきたから、今思うとわかる。
おじさんが若い子に走るのは、精神年齢が止まっているか、単なる若さへの執着か、ロリコン（やや病的）。
実際に私が二十歳そこらでおじさんとばかり付き合っていたのは、無意識に父性を求めていたからだって今ならわかる。
私の父には父親の自覚がないし、父親らしいことをしてもらった記憶もほぼないから潜在的に求めていたのだと。
こんなことを言うことによって勘違いを生み、風俗嬢さんをつきまとうガチ恋のキモ客で苦労はさせたくはないけれど、私も恋する風俗客さんらにお金をいただいて恋愛相談にのっているわけで、お客さんと風俗嬢が付き合ったり結婚した人を結構見聞きしているし、中には素敵な男性方もいるから、中立の立場で見解を書かせていただく。
風俗嬢に恋をしてしまった男性に伝えていること。
①密室空間で裸の付き合いをすると、恋と勘違いしてしまうことがある。
特に恋愛経験が浅い男性は。
→そんな時の対処法は、別の店の似たようなスペックや（お仕事系じゃない）人気嬢さんなどを指名して気のせいじゃないか確認してみる。
②外出コースがある場合、可能ならば外で食事とプレイのデートコースを楽しむ。
→街中にたくさんの比較対象物があることにより、違った見え方がする場合があるのと、食事マナーを見ることの重要さ。
食事は一生つきまとうものだから、食べ方が極端に汚いとか嗜好が合わないなどだとお互いに無理だと思うので、一歩前進する前に判断しておくことをすすめる。
③それでも本当に好きだと確信したのなら、オキニに忘れられない程度に通うこと。
→利用頻度は嬢さまの出勤日数や接客人数などで変わってくるからここでは具体的に書きませんが、１ヶ月に１回程度で好きですって言われても、君は何を言っているんだ状態だし、初対面から好きですとか２〜３回通っただけで好きですとか言ってしまう男性は星の数ほどいすぎて全く記憶に残らないし、薄っぺらい不誠実な人間にしか映らない。自分専用のタダマン風俗嬢を探しているって見え見えなのだよ。入った子みんなに言っているんだろうなと。月に1回以上通えないようなお店は、嬢もその価値を保つためにプロとして努力しているのだから、自分の身の丈にあった女性を探したほうがいい。
④そして長く通いすぎないこと。
→顔見知りになって、仲良しさんとかお馴染みさんと言える仲になってしまうと、良い人色が強く出すぎて、もう恋愛感情も何も恋愛対象にすら見れない。そもそも男性は気に入った女性をお金払って指名して、予想以上の好みだと舞い上がるのだろうけど、風俗嬢側はお仕事前提で接客に入るので、そう簡単に恋愛対象からなんて滅多に入れない。でもたまに好みの男性が現れればドキッとはするもの。これは風俗じゃなくたって一般の仕事中でもあり得ることだと思う。
可能性がありそうなら、早すぎない程度に話して、遅すぎない程度に反応は伺った方がいい。
ダラダラと月２〜３とかで半年も通ったら、ただの良客になりかねない。
ここまで書いても何故か考え違いを起こし、謎のポジティブシンキングで、都合よく自己解釈する男性もいるから、風俗嬢にも心があることを、好きな人への思いやり、相手は客商売で本音を言いづらいからこそ気持ちを押し付けすぎないことも忘れずに、お願いします。
皆様にも、そして私にも素敵な春が訪れますように。
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