今年に入り、アル中親父の酒に飲まれてしまう頻度が増えて足腰の弱さと認知症度がまた少し進み、5月に賃貸契約更新をするかどうか実家の店を存続させるかどうかで毒母が大騒ぎ。
私には関係のないことなので、勝手に騒いでいればいい。
そのくらい精神が自律し、振り回されることもキレることもなくなった。
あれだけ私を大切にしてくれない愛情をくれない親に対して泣き喚いてきた人生なのに、この変わりように我ながら自分が誇らしく思える。
結局、約44年住んだ実家を売却し、実家の店45周年パーティーをゲスト3人も来ていただく盛大に行い、家か店かで店を残すことを選んだ両親。
開店記念パーティーも調子のいいこと言って、30〜40人分の料理の盛り付けと洗い物を手伝わされた。
昔はアルバイト代を請求もしていたけど、今回はもうやめた。
懐かしいゲストの方々に会える楽しみもあったから、まあいいかと。
大人になったもんだ。
労働がなくなれば人間一気に老け込み、死にまっしぐら。
本人のためにも足を引き摺りながらでも働いた方が絶対にいい。
運動もろくにしない生活習慣がだらしないせいで腰を痛めたのだから。
姉の旦那のお兄さんが住友不動産で、大手というだけで絶大な信頼を丸投げ。
地下2階と屋上付きの4階建の実家の家は7,000万円で売れたそうだ。
そこから解体費1,000万円と手数料が数100万円引かれる。
夫婦名義にしていたことで、6,000万円弱に税金は掛からずに済んだことが何よりも救い。
老後2,000万円問題とはいえど、贅沢好きの老害が1度上げた生活レベルをそう簡単に落とすことは不可能。
貯金ゼロ夫婦で、年金もまともに払ってこなかったけれど、家を買っていたことでそれが高値で売れればそれは不動産貯金みたいにすることもありだなという見本を見ることができた。
とはいっても社会的信用のないフリーランスの私には厳しいか。
大金を手にするとしばらくご機嫌でウキウキウハウハ。
新しいギターが欲しいとか、車のローン完済しちゃいたいとか呑気な父。
旅行行こうなんて誘ってくる母。
無事に売却完了し、実家の明渡期限が2025年8月半ば予定。
再婚と再々婚同士の両親は北区王子の団地からスタートし、4人目の私が生まれた年に店を開業、そして購入した文京区の一戸建てマイホーム。
母は自分だけのマイホームを埼玉にも持っていて、区画整理に伴い市からもらった2,000万円で無事に新居が完成。
娘の私が築60年の激古マンションに住んでいるというのに、80歳の老害は平屋の2LDKの別宅完成。
つくづく母にはお金の神様がついている人だなあと感じる。
だけど嫉妬しても仕方ない。
親でも他人。
私は私の人生を。
全ての悩みは執着から生まれるといっても過言じゃない。
お金に執着もしない、人生で大切なこと、それに気がつけただけでも私の未来は明るい。
これから賃貸住まいで幾らかかるのか、何歳まで生きてしまうのか。
職業水商売、80歳と75歳の老害に部屋を貸してもらえるのか。
家賃12〜3万円くらいでないかなとか、2台分の駐輪場と駐車場付きの物件で、店まで自転車でも10分程度がいいねとか、坂下は嫌だとか、北区は嫌だ、豊島区がいいとか贅沢言ってる。
現実が全く見えていない社会音痴の老害夫婦の部屋探しが始まる。
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