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偏食おばさんが意識高い食事を目指すまで

人間ドックの結果が散々で、2020年の年末からダイエットを始めたわけだけど。

せっかく3年前にパーソナルトレーニングで食育も学んだのだから、それを生かして自分流に続けられるものにパワーアップしたい。

糖質+食物繊維=炭水化物。

無類の炭水化物好きの私は、子供から20代までずっと糖依存と過剰摂取で幸せホルモンと錯覚していたと分かった。

炊き立て白飯とか、2人前は食べれるスパゲティ、うどんにラーメン、パンとおいしかった記憶を思い出すだけで幸せになれる。

昔から突然訪れていた『あの子は時々精神状態がおかしくなる』と母に言われていたことを振り返ると、自律神経がおかしくなった時は大抵過度なダイエットか、お金がなくてご飯が買えなかったなど1日1食生活の時期だった。

29歳で子宮筋腫の病気した時も、先生に欧米化した食事が良くないと言われたっけ。

30代になって栄養バランスの悪さと様々な要因が重なって精神破綻し、少しずつ自分自身を取り戻すためにそれはもうかなりの時間を要した。

今も完全に良くなったか?と聞かれたらそれは不安。

若い頃はエネルギーでなんとか身体の誤魔化しきいてきたけど、若くなくなったてことだよな。

20代の頃やってきた不健康なダイエットではなく、健康的で栄養バランス良い上に長く続けられる飽きない食事をと考えるのだけど、なかなか答えが見つからないできた。

野菜が健康にイイのは分かっているんだよ。

でも私の味覚は子供の頃まま、あまり成長していないのだと思う。

玉ねぎは食べれたけど、野菜全般一切食べれなかった。

野菜全般他、きのこ全般、海藻系も食べれなかった。

それが今では定番野菜のレタス、キャベツ、トマト、茄子、きゅうり、人参などの根菜系全般は自分でも買って食べれるようにはなった。

なんでなんだろうな。

兄姉の中で偏食なのは私だけなんだよな。

年子の姉なんて黄色い風邪薬、顆粒のパブロンが美味しいって舐めていた人だけど、私は9歳くらいの頃に風邪引いて飲まされてあまりの不味さにゲロ吐いて以来パブロンがトラウマ。

苦味に敏感なのか?

それでも加齢とともに多少味蕾が減ったせいなのか、濃い味習慣のせいで鈍感になっているのか、どちらか分からないが確実に鈍くはなったので、子供の頃苦手だった野菜も外食時でもだいぶ食べられる種類は増えた。

私だって野菜も美味しいって感じながらモリモリ食べられる人間になりたいし憧れるんだよ。

でも喉が受け付けないんだよな。

食材の味や匂いや食感が、脳がこれはダメっていうと『オエッ』ってなって涙目になって吐き出しそうになる。

なんでなんだろうな。

克服できた野菜ですら、咀嚼中たまに味を意識しすぎると『オエッ』ってなりそうになるから急いで飲み込む。

できることなら、本当に目指すは調味料の味付けで食べるのではなく、食材の味で料理を食べたい。

誰か催眠術でもかけてくれないかしら。

ここ2〜3週間継続中の朝の卵3個ノルマで、だいぶ過食の欲求は和らいできた。

炭水化物欲求と、過食への欲求が抑えられるようにコントロールできてきたら次は栄養バランスの意識だよなぁと。

藤川理論を提唱されている精神科医の藤川先生著の『うつ消しごはん』をアマゾンのThanks♡ギフトと一緒に送ってくださった方がいて、早速読み始めている。(引き続きThanks♡ギフトを送ってくださった方々も本当にありがとうございます。)

医師の観点から、持病持ちの人などでもこうするといいなど安心して始められるよう解説されているのがとても信頼できる。

全然別物ではあるけど、金森式を提唱されている金森重樹さんと近いところもあるのかな。

そもそも藤川理論はダイエットを提唱しているわけではないけど。

私が一石二鳥になったらいいなと参考にしただけなんですけど。

『完治されたら薬が売れなくなるから困る』といって精神科では薬漬けにされるわけで。

『商品を飽きられたら売れなくなるから糖で依存させる』ジャンクフード万歳。

だから栄養補助食品とか、特定保健用食品であろうと、続けさせるためにどばどば砂糖たっぷりなのか。

うーん、どちらもこの世界の闇を感じる。

確かに毎日毎食食べるものを意識し始めると、不都合な真実を見せない様にレールを敷いた上で生かされているんだながとてもよくわかる。

特に日本は冷凍食品が優れているし、スーパーに行くと加工食品のオンパレードだ。

さらに加工に加工を重ねた食品の多いこと。

日本の料理文化は、ハーブやスパイスをあまり使わず、みりん、酒、味噌、醤油、ポン酢、マヨネーズ、ケチャップ、ソース、コンソメ、ほんだし、中華味、etc.このあたりがあれば大体のご飯ができる。

発酵食品は日本人にとってなくてはならない調味料だからダメなわけではないのだけど。

でも日本の食育はものすごく遅れているのではないか?と感じる。

タイに留学した時、世界中から様々な国の人々と1ヶ月一緒に食事をしたのだけど。

その中にはもちろんビーガンやベジタリアンもいたり、医師や鍼灸師とか健康や美容の専門職な人も多く、健康意識高い人々ばっかりだった。

そういう方々、お腹が空いたらそのまま食べられるような食材を食べるんだよね。

加工食品を食べないの。

その時、唯一身体を壊した私は色々考えさせられて以来、せめてできることから取り入れようと果物は最低1種類はストックするようになったけど、まだまだ健康とは程遠いな。

15年くらい前だったか。

食と旅のフーディーズTVっていう料理番組専門のチャンネルがあった。

このチャンネルがめちゃくちゃ大好きで、特にイギリス人シェフのジェイミー・オリヴァーの『裸のシェフ』という番組にカルチャーショックを受けた。

彼の一見ガサツにも見える手捌きが、豪快と繊細な手仕事が融合してて、とにかく天才的。

料理番組なのにエンターテイメントなんだよね。

観ていてめちゃくちゃ楽しい。

彼は欧米で子供たちの食育にも力を入れているらしく、確かにいつも健康的で美味しいものをと言っていて、ハーブとスパイスの魔術師みたいなイメージ。

懐かしい。

ふと思い出してHuluで検索してみたら、少しだけど最近の番組が観られた!

 

 

 

相変わらず、動作が豪快。

でも指先が安定の器用さ。

ザ・料理人って感じで観ていて本当に楽しい。

まな板や皿などを使わずにいきなり作業台の上でマリナードし始めたりする姿に思わず『うわっ作業台洗えないのに片付け大変そう!』なんて笑いながら見入ってしまった。

日本の料理番組にもこういうのあったらいいのにと思うくらい。

時代的に仕方ないのだとは思うけど、時短&簡単レシピばっかりに移行してて、正直つまらない。

料理をしない苦手な人向けの、“料理とは言えない料理”みたいなのも必要だとは思うけど、健康の観点からいうと基本を教えずにアレンジ時短ばかりってどうかと個人的には思ってしまう。

料理研究家リュウジさんのレシピ、このカルボナーラとか他にも2〜3試させてもらったけど、この人のレシピのどこが美味いのか?って謎だった。

彼の料理は『料理ができない人のためにアレンジした料理もどき』なんだよな。

そしてこのカルボナーラを作って、この人とは味覚が合わないと悟って以来試すのをやめた。

料理が上手くなるための第1歩は、自分の味覚と合うレシピ本や料理家さんを見つけることだよなって思う。

自分が料理本など見ていて、これ作ってみようかなって思う動機ってどんな時なんだろとふと考えてみた。

私は材料を見て、その材料が美味しそう(炭水化物好きがそそる)とか、この調味料の配分好きそうって感じた時かなぁ。

それでいうと、ジェイミー・オリヴァーの衝撃は凄かった。

ハーブもスパイスも無縁で偏食な日本人の私に、野菜ばっかり登場するレシピを作っているのに食べてみたいと思わせたのだから。

健康的ー美味しい=病院食だと思うのだけど、それを日常食にするのは酷だ。

でも病院食って、思い出してみると塩分を控えてはいるけれど旨味とか酸味とか上手く使って味気を出している。

だったら私もそこを目指したらいいのではないかと。

『藤川理論×ジェイミー・オリヴァー』

ずっとモヤモヤしていた私の悩みを、藤川先生は著書の中で腎臓が悪い人でも動物性タンパク質を取るべき理由も書いてくれていたのがとても有り難い。

大大大好きな卵かけご飯はダメということも書かれていたのはショックだけど。

ジェイミー・オリヴァーの料理はスパイスとハーブをふんだんに使う。

20年前の調理師専門学校ではエスニックという授業はちょこっとしかなかったから、私にとってスパイスやハーブは疎い。

どちらかというと、漢方みたいなイメージすらある。

でもアジアの肥満が少ない国とか見ても、やっぱりハーブとかスパイスがふんだんなイメージ。

ジェイミー・オリヴァーの料理によく登場する味付けはこの辺り。

・胡椒
・唐辛子
・酢
・にんにく
・生姜
・レモン
・ライム
・乳製品

この辺にスパイスとハーブを1種類くらいずつから取り入れてみれば、無謀な冒険で味付け失敗しなくてすみそう。

風味を楽しんで、いろんなフュージョン料理とか覚えられたら楽しそうだな。

 

こちらはビルズのおじさん、(スクランブルエッグが世界一の朝食として有名になったけど、日本ではリコッタパンケーキの方が有名か)もそうなんだけど、よく登場するギリシャ風ってのがめちゃくちゃ気になってきた。

ビルズのおじさんの料理の腕前を見て、うーん・・・料理の勉強や修行をしていなくても世界一とか有名になっちゃうんだから、世の中何が当たるかわからないなーすごいなーっていうのが感想。

 

 

インドではスパイスといえばカレーだけど、そのスパイスやハーブがヨーロッパ中に広まって様々な食文化に発展したのかと思うと、ますます取り入れてみたくなった。

まずは未知なるスパイス&ハーブだから、配合が自分の好みに合うレシピ本を探さないと。

なんなら西洋文明の発祥らしいので、ギリシャ料理教室とかあったら行ってみたい。

もうイイ歳なんだし、いつまでもお子様味覚で、子供が好きそうなメニューばっかり食べていたら成人病予備軍じゃ済まないよな。

ということで、本日の夜ご飯はジェイミー意識してオーブンで野菜のぎゅうぎゅう焼きなるものをやってみた。

去年ベランダで育てたローズマリーは冬になり枯れてしまったのでハーブはない。笑

味付けは、塩胡椒とバルサミコソースのみ。

バルサミコ酢にめちゃくちゃハマってる。

 

 

オーブンで焼いている最中になんとも言えない舞茸の悪臭!!!

バルサミコ酢で味と香りごまかして食べる。

いつか心の底から食材の味を楽しめる、素敵な大人になりたいぜ。

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