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絶縁していた母との再会 その2

母「埼玉の家の話だけど。お兄ちゃんは要らないって言うんだけど、貴女は要らない?」

私「終の住処を探しているけれど、お金も力もないから、売ってくれるなら大変ありがたいです」

そこから少し込み入った話をした。

すぐには買えるお金も頭金も社会的信用もないこと。

そして借金額は言わなかったけれど、それなりにあると言うことも。

すると突然母は、少しは信用できる人間に変わったかな?と聞いてきた。

自分からはとてもじゃないけど私は変わったんだなんて言えないし、自覚も努力もしていない。

だから黙っていた。

すると年内に急いで信用金庫で口座を作っていらっしゃいと指示を出してきた。

そして曼荼羅名義の口座に2018年内までに100万振り込んでおきますと。

 

 

年が明けて2019年になったらまた100万振り込みます。

それを合計300万円振り込みますから、それを頭金にローンを組んで家を建てなさいと。

都内の実家も埼玉の家も、うちの兄弟にべらぼうに高い相続税を払える力のあるものは恐らくいない。

都内の高級住宅地の近所に実家はあるのだが、親が亡くなってみんな相続税が払えなくて引っ越しって行っていると昔から聞いていたので、何%かかるのかわからないけど、相続税ってそんなに高いのか。

だから母名義の土地に私が家を建てる計画を思いついたらしい。

あげるのじゃないよ、その300万は私の老後資金なのだから、家賃的な感じで少しずつ後で返してもらうのよとのこと。

CDを出してから、ラジオ番組に出たり、地方巡業で歌ったり、N◯Kで歌の講師をやったりして2〜3年で貯めたなけなしの300万だそうだ。

なぜ100万円ずつなのかというと、今の法律で親から子供への贈与税は年間110万円までなら税金がかからないからだと言う。

今、区画整理して家の移動先に移しても建物の価値がほとんどないほどボロボロなので、市が負担してくれると言っている間に取り壊してもらおう作戦だそう。

しかし1つ問題がある。

更地で土地を保有していると、固定資産税が6倍になるそうで。

ど田舎とは言え、広さは約35坪、約115平米近くにもなる。

来年の夏までに結論を出さないといけないらしい。

掘っ建て小屋でもいいから何か建てていないとダメなのだとか。

とてもじゃないけど1年以内にそんな大金用意できない。

ならばコインパーキングでしばらく様子みてはどうだろうかと私から提案。

ここで私がいつもお世話になっている税理士さんに相談しておくということで終話。

ここまで一通り話し、最後に母は、兄は自分の家庭で手一杯。

今年仕事を辞めるとか辞めないとかの話も出たほど大変らしい。

どうりで9月に会ったとき、死人みたいな顔色していたと思った。

兄弟それぞれみんな家庭を持って、子育てに忙しい。

姉の娘はレベルを落として入った高校で、血だらけのリストカットを見せてくるような頭の変な同級生のせいで鬱病になり退学にまで追い込まれたらしい。

別の姉の娘も学習障害で苦労中。

みんな余裕なく、家族のために一生懸命生きている。

曼荼羅は、独身で一生ひとりぼっちかもしれない。

でもこの先結婚するかもしれないし。

それは貴女に任せるけれど、埼玉の家に住むことになったら、曼荼羅家のお墓を貴女が守ってほしい。

お世話になったおじいちゃんとおばあちゃん、母の妹、いずれ母も入るであろうお墓が茨城県にある。

「必死に働いて、何度も倒れて始めたお店を売って頭金に買った家です。
曼荼羅家の名字の人に継いでほしいと思っていました。
だけど、縁があったら曼荼羅も名字変わっても良いからね。」

最後は涙で声が詰まり、返事もできずに電話を切った。

嬉しい?感動?罪悪感?

どれもしっくりこない。

言葉では言い表せられない感情が、涙で溢れてきた。

今この記録を書いていてもまた涙で文字が滲んでる。

もしかしたら、一生本当に私はこのままひとりなのだろうという現実を突きつけられた、認めたくなかったけれどこの先、自分の生涯終えるまで曼荼羅家の墓守として1人で生きていく覚悟の涙かもしれない。

そしてどこまで行っても私は結局自分のことばかり。

自分の孤独死の不安ばかりを考えてしまう自己中だ。

母は絶縁していてもずっと最後の売れ残りの娘を心配してくれていた。

毒親でも、絶縁していても切りきれなかった私の人間としての弱さ。

母の強さと偉大さを改めて痛感させられた。

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