風俗嬢の性病感染、尖圭コンジローマ発症から治療までの奮闘記

性病をきっかけに風俗を上がられた有志からの投稿です。

最近風俗嬢との恋愛記事も続いていたので、この投稿を読んでみなさんも戒めになるのでは。

風俗客だけでなく旦那や恋人がいる風俗嬢も然り。

せっかくいい雰囲気になり外で会うようになった風俗客と風俗嬢、お金じゃなくて性病が縁の切れ目とかあり得るから切ない。

思うように治らず、自己流の治療も推奨するのではなく、あくまでも体験談として紹介してくださった。

ぜひ読んでみてください。

 

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・名前:愛萌
・女(22歳)
・関西:ミナミ
・業種:ピンサロ
・定期検査:なし
・感染源:指名客を好きになり、プライベートの時間で移されました。

~感染に気がついたきっかけ~
私が最初に気がついたとき、膣がやけに痒いなと思い手鏡で膣を見ると膣口の下に皮膚と同じ色の丸っこい小さいいぼが一つ出来ていることに気がつきました。
痒いことは今まであったけどいぼが出来たのは初めてで「これは間違いなく性病だ!」と恐怖を覚え、次の日に地域の婦人科へ足を運びました。
婦人科での問診では簡単な質問に答え(生理周期や最近いつ性交をしたか等)、すぐに診察をしてもらいました。
やはり予想通り「尖圭コンジローマ」と診断されました。
私の場合は、いぼを取って検査に出すことはされず、目視での診断だったので明らかなコンジローマのいぼだったのでしょう。
覚悟はしていたものの、実際診断がくだされるととてもショックでその日は一日ブルーな気持ちから立ち直れませんでした。
もちろんコンジローマ感染者なので治るまで夜職の出勤は禁止です。

一応他の性病にかかっていないかの検査もしてもらい、その日のうちに結果が出ました。
トリコモナス、クラミジア、淋菌すべて陰性だったのでホッとしました。
初診のときの領収書を添付しておきます。参考までに↓

~移されたと思う相手に伝える~
コンジローマは感染経路を特定することが難しいので確実にこの人!という証拠を出すことができません。
ですので相手に伝えるか悩みましたが”生でしてしまったこと”、”傷がついて出血があったこと”からこの人からもらったんだと強い自信があったので病気になったことを伝えました。
ひたすら「本当にごめんね。」と言われこの連絡を交わして依頼、彼とは会っていません。
病気になり、彼への気持ちも冷め、自分の軽率な行動が情けなくなり仕方ありませんでした。
その頃は薬が効かずいぼが増え続け、こんなこと誰にも相談できず精神的にかなりやられていました。
まさに身も心もボロボロとはこのことだと感じました。

~治療について~
毎回の診察で2週間分のベセルナクリームを処方してもらい、それを週3回(私の場合は月・水・金)患部に塗る治療からはじめました。
この薬は大変強い薬なので、夜寝る前に塗り朝起きてすぐお風呂で洗い流さないといけないので、結構面倒くさかったです。
時期も冬だったので朝からのシャワーは地獄でした。
私の場合、幸いひどい副作用はなく少し痒いな~と感じる程度でした。(副作用については持田製薬さんのHPをご覧下さい)
余談ですが、私は実家暮らしなので部屋で塗るのはバレるリスクがあるためトイレにこもって手鏡を用いて塗っていました。
健康な皮膚につかないようとても慎重に塗るのが難しかったです。
ベセルナクリームは冷蔵庫で保管する必要があるので夏場だと家族にバレていたと思います。。

ちなみにべセルナクリームは2週間分で毎回2460円払っていました。
これが何回もとなると地味に痛い出費なんですよね。泣

~治療の経過~
11月からベセルナクリームを塗り続け、一ヶ月半経ってもいぼは小さくならず、むしろ増えました。
はじめは膣口の下に小さいいぼが一つあっただけでしたが、あれよあれよと増え続け膣口の下のいぼは完全にトサカ状に変化しニョキニョキと5つほど生えていて気持ち悪かったです。
あまりに気持ち悪かったので写真は撮らなかったですが、肛門付近にも同じ形状のいぼができたときの写真があったのでその写真を添付します。
ちなみにそのまわりの粒のようなできものも、コンジローマです。

※閲覧注意※













このとき医師からは「あなたの場合は薬が効きにくいのかも。
外科的切除する?皮膚から取って縫うことになるけど。」と言われていました。
ネットで手術の麻酔が激痛ということや、薬で治すよりも再発率が高いということを何度も目にしていたので、私は「あと2週間変化がないか様子をみたい」と猶予期間を設けました。

~できるだけ手術は避けたい~
なんとしても手術は避けたかったので、この頃の私は早く治すことに焦り、ネットで手術をせずに自力で治した人の情報を収集するのに必死でした。
一日中コンジローマのことを考えていたので軽くノイローゼ気味にもなっていました。

その頃の私がしていたこととは・・・
・毎日ベセルナクリームを塗ってみる→石けんを使わずに、シャワーだけで洗い流す
・木酢液を患部に塗る(朝のシャワー後)
・2時間に1回トイレに行き陰部を赤ちゃん用おしり拭きで拭く(清潔にする)
・鳩麦茶を一日500ミリリットル飲む
・免疫力をあげるため毎日20分ウォーキング(20分歩くと健康にいいとされています)
※一番上のベセルナクリームを毎日塗るというのはかなり無謀な行為なので、自己責任です。
さすがに毎日塗ると皮膚がただれ、ヒリヒリするという副作用も現れました。
それでも続行して塗り続けていたぐらいに私は必死でした。

この中のどれが効いたのかはわかりませんが、この行為をはじめて一週間後には明らかにいぼが小さくなっていました。
あんなにしっかりと生えていたいぼが縮んでいくことに私は嬉し泣きしました。
2週間の猶予が終わったので婦人科へ行き医師に診てもらうと「急激によくなってるね!どうしたの!?」「これならベセルナクリームで全部なくなると思うので手術はなしでいきましょう!」と医師も驚くほどの変化がありました。
この病気になって私は毎日ブルーで不安が続いていましたが、久しぶりに笑えた瞬間でした。
この自己責任だらけの努力の結果、恐怖だった外科的切除からは真逃れることができました。

~コンジローマの治療・通院も全て終了~
小さくなったいぼを治す為、ベセルナクリームを週3回に戻し、それ以外の行為は続けた結果、今ではいぼが綺麗になくなっています。期間としては、11月から治療をはじめ、綺麗に全てなくなったのは2月の頭なのでトータルして3ヶ月かかりました。
その間はもちろん夜職は休み、誰とも性行為はしていません!
医師から「もう来なくてもいいですよ。」と言われたときは本当に心から嬉しかったです。
やっと解放されたのだと。親に嘘をついてこそこそ婦人科へ行くこともしなくていいんだと…。

再発率の高い病気なので、今でも毎日鏡でしっかりチェックをしています

あと、コンジローマの原因であるHPVは子宮頸がんになる恐れもあるため、はじめて市の子宮頸がん検査も受けてみました。
結果がでるまで不安でしたが、陰性でした。子宮もエコーで見せてもらいましたが、「とてもきれいな子宮ですよ」と言われたときは勝手に涙があふれてきました。。

このHPVウイルスは私が死んで焼かれるまで体内に潜伏しているので、これ以上私みたいな思いをする人が増えて欲しくないし、悪化させたくないという気持ちから夜職は辞めました。
昼職もしていたので今はその昼職一本で頑張っています。

この病気になったことで、お金も時間もたくさん奪われました。
ベセルナクリームが地味に高いので(2週間分で2500円程)私には痛い出費でした。
金額はトータルして2万円ほどかかったと思います。

なにより「ちゃんと治るのか!?」という不安が常につきまとい、なによりも精神が一番しんどかったです。
良かったことと言えば言葉が悪いですが”クソみたいな男との関係が切れたこと”と”性行為をするときは最初から最後までゴムをつけろ!”ということですかね。。
あと早期発見だったので膣の中にできることがなかったのも幸いでした。

もし「コンジローマかな?」と疑わしいできものがある場合は自己診断をせずに、婦人科へぜひ早めにいくことをおすすめします。
コンジローマは痛みがないので気づきにくい病気です。
定期的に自分の膣を鏡でチェックすることもいいかもしれません。
何より早期発見が大切だと思います。
この奮闘記がより多くの方の役にたてたらなと思います。

 

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読んでみて運が悪かったとしか言いようがない愛萌さん。

まさかマンコを使わないピンサロで働いていたのに、そこで出会った風俗客からもらってしまうなんて。

今まで私も出会った風俗嬢さんの話で、淋菌クラミジアに続いてかなりよく聞くコンジローマ。

ありふれた性病の割に、治療期間がうんざりするほど長い。

読んでいてやっぱり子宮頸がんの予防ワクチン打っておこうかななんて改めて考えさせられました。

値段的に手が出にくいワクチンではあるし、副作用で問題も大騒ぎになった。

けれど、どんな薬も副作用はあるわけで重症化してしまった人は気の毒だけれど、打ってはいけないみたいな風評は良くない。

打つも打たぬも自己責任。

名前が子宮頸がんワクチンなんて言われると女性用、女性の問題と取られがちだけれど男性も感染するので打つことができる。

オキニや奥さん、恋人に移しては大変。

私もあと何年風俗嬢続けるか分からないけれど、子宮頸がんの手術後に検討しようかなと改めて思う。

男女ともに、この先も長い風俗生活がありそうな方は検討されてみてもいいかもしれない。

愛萌さん、お忙しい中寄稿して頂き有り難うございました。

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