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銀座で20年ナンバーワンだったママから学んだこと

頭にきたことや、やめてほしいことをはっきり言う私を人は思いやりがないだとか優しくないと思う人もいるかもしれない。

私だってできることなら全ての人に思いやりや優しさを持って接したい。

けれど、風俗嬢でいるとそこにつけ込みしつこく執着してくる人たちがいるから、だから自分を応援してくださるお客さんや励まし合える仲間だけに優しさと思いやりを持って接したい。

そこはしっかり区別していきたい。

ボランティアできるほど余裕のある生活ができているわけじゃないのだから。

疑問に思っているのに自分の感情を押し殺してまでして誰にでも優しくしていたら、自分のメンタルが持たない。

誰にでも愛想よくしていないとお客様を取り逃がすよなんて思われるかもしれない。

でも本当にお客様になろうと思ってくれている人だったら、いつまでたってもブログのコメント欄やTwitterだけでしかメッセージをよこして来ないなんてことはしないはず。

それに1人に優しくすると、タダで絡んでこようとつけあがる人がウジャウジャわいてくる。

だからお客様とネット上でしか絡んでこない人は分別して考えるに限る。

ただお客様の中にも滅多に来ないのに、やたらネット上では頻繁に絡んで来るようなタイプもいるから頭を痛める。

それでもきっぱり分ける考え方はルールを守って綺麗に遊んで下さる仲良し様のためにも自分の精神衛生を保つためにも間違いではない措置だと思っている。

お金を払って会いに来て下さる方だけがお客様と呼べる人。

これは20代、銀座の飲み屋で働いていた頃のママに教わった接客理念。

夏目雅子と三田佳子を合わせたような相当の美女で、元歌手だったママ。

たまたま合コンをした相手の男性の中にスカウトマンが混じっていて、紹介してもらった。

銀座で会員制のお店をやっていたママ。

本業で働いていた時もあったり、昼職と掛け持ちしていた時もあったり、恐らくトータルで7〜8年に及ぶ位、私が1番長く勤めさせてもらったお仕事。

銀座でホステスとして働き始めてから約20年ナンバーワンを張ってきたママが独立した店でヘルプとして働いた。

そしてそれはそれはたくさんのことを学んだ。

お客様は絶対に普段話す機会などないような政治家や上場企業に大企業のお偉い様方ばかり。

役職が社長クラス以上の人でないと相手にしないというほど、ママの接客は極端だった。

それでも連日お客様が来るのだからすごい人だった。

銀座7丁目の一等地にあるビルの一角に、月70万以上する家賃のお店で、ママが主役のお店には他はお手伝いの女性が2〜3人、毎日毎日100%ママ目当てのお客さんで溢れていた。

元歌手のママが歌を歌えば割り箸に挟んだ1万円札のおひねりが飛び交う景気のいい時代。

1人で来店しても、今日は10人で来たことにして伝票つけていいからねと言う人もいてなんとも羨ましい限り。

数名で来店するお客様の中で、主役はお金を払う人。

もしくはお金を払う人が接待してるのだと分かれば、接待されている人をお金を払う人と一緒に持ち上げて差をつけた接客をする。

それをお客様が席に着いた瞬間に見極める。

席の座る位置や会話で、今日の主役はどの人かと。

人を見て対応が全く異なるからマニュアル通りにはいかないし、臨機応変の対応が本当に大変だった。

お金を払うお客様がカラオケを歌えば露骨な程手拍子したり拍手して、下っ端の係長以下の平社員は相手にしなくていいとお席では放っておけという始末。

それくらいお金を払う人が1番で、お供で付いてきただけの社員は放っていた。

ホステスに相手にしてもらいたかったら出世しろという暗黙の雰囲気。

それが正しいとか間違いとかではなく、それを突き通して20年ナンバーワンをし自分の店を持ったママは本当にすごい人だった。

太客を長年引っ張り続ける技も見ていてスペックが違いすぎるので、同じようにはできないけれど、それでも参考になったり真似できることはやった。

ママのお陰で、私のスペックでは池袋止まりだったけれど、お陰で学んだ接客サービス気遣いを実践し、キャバクラでナンバー2まではなれた。

この時のママの接客気遣いを見て学んできたから、今でも風俗嬢よりも断然水商売が向いていると言われるのだと思う。

1度学んだ接客サービスは、サービス業のジャンルが変わっても全てに共通する。

露骨にいやらしいこともあったけれど、たくさん素晴らしいことを学んだ。

普段接することなんてないエリートの方々を間近で観察することもできた。

当時の学びから、いまでも私は接客サービスには人によって差をつける。

だって1日で10万円使ってくださる人と、1万円で遊んで帰る人、同じ平等のサービスをしていたら前者の人に失礼だ。

全員に全く同じ接客やサービスはしない。

利用頻度や使ってくださっている金額に対してそれ相応の接客サービスするのが良くも悪くも水商売で、風俗でも同じことが言えると思う。

それと長くなるので詳細は書かないけれど、ママを見て1つだけ思ったことを挙げるなら・・・。

対男性の接客サービスをする上で、エロくて天真爛漫は最強だと言うこと。

若かりし頃、これはものすごく使える技だった。

ババアになったって愛嬌は大事だ。

あとは枕営業しないとか、今の時代の風潮にはもう使えないと思うけれど。

美人で、歌も上手く、笑いのセンスもあり、Sサイズの細身で150cmほどと小柄なのに、小玉スイカと言われる天然おっぱいを持っていたママは最強だった。

だから自称ナンバーワンと謳う出所のよくわからない意識高い系ぶった元風俗嬢の金儲けセミナー受けるよりも、驚異のランカーさんや長年ナンバーワンを維持してきた人の近くで働いて、技を盗んだ方がよっぽど勉強になると思う。

リピーターがつかめなくて悩んでいる人は、安易にハードなプレイに走ったり、プレイの見直しじゃなく、接客応対、言葉遣い、気遣いを見直した方がいい。

あるお客さんは、以前入った女の子は泡を立てるときに使う風呂桶を端に寄せるのに足で避けた子がいて、なんてガサツな子なんだと思い、リピートしなかったそう。

1つ無意識でやった行いって、接客やプレイの中にもガサツが出ているはず。

極端に細かいこと言っているおじさん例だったかもしれないけれど、そこそこ一流のサービスを知っているおじさんや余裕のあるおじさんは意外と見ている。

人のガサツ部分を指摘できる人は、自分がされて嫌なことはしないはずなので、結構綺麗に遊んでくれる。

だから自分の接客応対の質を上げれば、お客様の層もよくなるはず。

どう見直したらいいかわからない人は元ナンバーワンママや有名ママがいる飲み屋で1度修行して来ることをすすめる。

ガミガミうるさく言われるかもしれないけれど、きっと一生モノの接客応対マナーが身につくはずだから。

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