好きだよ。
綺麗だよ。
可愛いね。
風俗の世界にいると、こんなその場で取り繕ったかのような、まるで偽りの褒め言葉。
それで心が満たされるのか。
女としての価値を感じたいといって風俗嬢になった人。
寂しくて寂しくて、誰でもいいから常に男に愛されてないと生きていけない人。
そんな男のうわべ言葉を本当に信じているのか。
それで本当に満たされるのか。
水商売や風俗嬢をやっていると、腐る程言われる言葉。
聞きすぎてもはやなんの価値も感じなくなっている私は寂しい女か。
言われるとすぐ、あぁ何かして欲しいのか?と裏を読んでしまう。
私はひねくれ者?
何年もいない愛する人に言われてないからか、薄っぺらい褒め言葉にしか聞こえなくなったか。
みんなは嘘でもいいから、気持ち悪くなければ誰でもいいのか。
初対面または数回会っただけで、私の何を知ってこの人は好き好き言ってるんだ?
そう考えるとさーっと興ざめしてしまう自分がいる。
でも世の中、風俗嬢とか関係なく男性に可愛がられて愛されていないと生きていけない女が沢山いる。
自分の価値って何で決めるのか、考え出したら眠れないけど、男に愛されるかどうかだけが価値じゃないはず。
なのに、モテない女は負け組の一員みたいな。
男に愛されていない私は存在価値なしか?
自分の価値って一体なに?
私は女としての価値より、人として価値ある人間になりたい。
モテない女のひがみでも強がりでもなんでもない。
それが例え社会から認められていない仕事であっても。
風俗嬢という、性を売る仕事をしてて何を言っているかとも思う。
確かに今の私は愛する人に必要とされて生きていない。
それでもせめて今は、男性の性欲だけを満たすための仕事じゃなく、心までも満たして差し上げられたら、女(風俗嬢)としての価値ではなく、人としての存在価値が認められたような気になれる気がする。
おこがましい奴だなと思われても仕方ない。
誰からも必要とされてない感を感じたり、ちっぽけな自分を嫌という程感じているからなのか、人から必要とされたい欲求が強いのかもしれない。
単なる自惚れかもしれないけど、男性の心と身体を共にスッキリさせてあげる事に何故だか自分の存在価値を見出している気がする。
そんな私も実は結局、男性がいないと生きていない、女としての価値を風俗嬢を通して確認しようとしているのかもしれない。
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