子宮頸がん検診の組織診を1年ぶりやって検査結果を昨日聞いてきた。
組織診をやると1週間まんこを休ませないといけないし、膣の組織一部を切り取る検査なので痛くて憂鬱。
値段も倍以上違うので、組織診と細胞診を交互にやることにしている。
私が行っているクリニックでの組織診は約6,000円前後かかる。
春に細胞診をやった時もやはり異常はありだったので、まぁ横ばいくらいならいいなと軽く考えていた。
結果を聞いてショック。
レベルが1つ上がってしまって、CIN2の中等度異形成。
そのうちの10人に1人が高度異形成になり、そのCIN3の高度異形成になったら円錐切除術を受けることになるらしい。
さらに先生の発した言葉にショックで涙が出た。
「もう、きみの場合はこのまま進行すると思っていた方がいい」と。
普段から割ときつめにモノをはっきり言う先生だったけれど、ここまで強い口調でこの発言は結構メンタルにきたな。
8ミリと5ミリって結構大きいよな。
しかも3つ・・・。
この病変の大きさを見て、恐らく先生は進行するだろうと思って言ったんだと思う。
たしかにいくら免疫力を高めることを色々やったところで病変が8ミリから0ミリに消失する可能性なんてないに等しいのではないだろうか?
先生がくださったこの表を見ても、10人に1人が高度異形成になり、さらに20人に1人がそのまま癌化する可能性があるということか。
やっぱり去年の時点で、子宮頸がんのハイリスクウイルスに5種類も該当してしまっていたのだから覚悟はしていた。
でもこう進行してしまっている状況を突き付けられるとやっぱりショックはでかいな。
もう・・・こうなんで手術手術に縁があるのだろうか・・・。
腎盂尿管移行部狭窄症という先天性の病気。
この時は20歳で2度手術した。
29歳の時には子宮筋腫で赤ちゃんの頭大まで肥大した筋腫を腹腔鏡で手術した。
20代で筋腫が出来た人は再発しやすいらしく、次に再発したら子宮摘出すると言われてビクビクしている。
今回もしまた手術になっても膣内からにはなるのか。
開腹手術じゃないことだけは救いだけれど、しばらくは風俗の仕事もできないはず。
これがまだ1人でも子供を産んでいたらまだ気持ち的にマシだったのかも。
まだあと数年、諦めきれていない。
健康そのものの姉は2度も中絶しているのに、五体満足の子供を3人も出産して健康診断なんて1度も受けたことがないアラフォーで病気とは無縁。
たった1つしか年齢も変わらない姉妹なのに。
なんでこんなにも違うものかと恨めしくなる。
人は人なのはわかっているけれどさ。
この気持ちを聞いてくれる友達や家族が私にはいないので、どこかに吐き出したかったこの悲しみをTwitterにぶつけた。
風俗嬢の皆さん、ほんっとに優しい。
私にとって、予想外の数の風俗嬢フォロワーさん方が励ましてくださり、また涙が出た。
人の痛みも共感してもらえないリア友よりも、よほど人の痛みがわかる風俗嬢。
自分の精神を病んでいたり、ワケアリさんや波乱万丈、苦労が絶えない方々も多いと思う風俗嬢。
自分も生きるのが精いっぱいの状況で、見ず知らずの私なんかに大丈夫?頑張って!なんてなかなか言えない。
自分たちも病気と隣り合わせだしマナーの悪いお客さんのストレス、暇でも忙しくても病む仕事、余裕がなくても人を思いやれる心を持っている強さに感動した。
これが昼職時代の友人や家族、常連のお客さんに言ったところできっと自業自得と鼻で笑われるのがオチだろう。
自分たちはまともだみたいに思ってて、風俗嬢を見下している人たちよりよほどハートが温かい。
偏見と無知ほど辛く悲しいものはない。
身体が資本のこの仕事。
どうか性病の検査だけでなく、婦人科系の病気の検査も定期的に受けてほしい。
これは風俗嬢特有の病気だからではない。
女性ならば誰の身にも起こり得ること。
性病検診のついでに定期的に婦人科の健康診断はせめて受けてほしい。
私はとりあえず何もできることはないので、手術になってしまったときのためにお金を貯めることと定期的な検診を受けるしかない。
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