待機中は常にiPadでHuluの海外ドラマばかり観ていた。
アメリカのドラマ中毒?オタク?なので、大半は見たと思う。
ただTVドラマやバラエティ番組同様、なにも残らない。
ためにもならない。
ただの時間つぶし。
動画は容量も食うからすぐ1か月分使い果たし、速度制限がかかってしまうしいいことない。
やっぱり本の方がいいかな~なんてふと思った。
頭使うし、集中力も付く。
ジャンルにもよるけど、勉強にもなる。
たまに読書にハマる時期がくるけど、ここ数年はめっきり海外ドラマばかりだった。
やっぱり心に余裕ができて頭が冴えてくると、ぼーっとTVや動画を観たり、ゲームなんかでひたすら待機時間を過ごすことはただ生きているだけで、生きている時間の無駄をしているように思えてきた。
手始めに、何でもいいからネット広告で目に入った漫画を購入してみた。
読むときはほとんど電子版。
出稼ぎ先や部屋の中にものを増やしたくない派なので。
有名でしょうか?
かなり古い漫画なようですが、少し前に電子版になってかなりダウンロードされたらしい。
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昭和初期の北海道室蘭の幕西遊郭が舞台のお話。
大昔の風俗嬢、女郎や花魁の物語。
女性最古の職業が女郎だとか。
確かにきっとそうかも。
家が貧乏で売られていった娘たちの物語。
日本漫画家協会賞優秀賞を受賞した作品だそう。
肉便器ならぬ、幕西の大衆便所と呼ばれた子がでてきたり。
梅毒やらの性病を治療する術なんてないからそのまま死ぬまで女郎として生きていく人。
売られたけど、辛すぎて自殺してしまう子。
本当に衝撃的で、待機中に夢中になって一気読みしてしまった。
そして続編も気になり、即ダウンロード。
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死ぬまで女郎だけど、幸せをつかもうとする。
必死に生きようとする姿に力が入ってしまった。
毎日毎日仕事を拒めない。
まんこがヒリつこうが、具合が悪かろうが。
生の本番が当たり前の時代だろうし。
いつの時代から現れたのだろうか?ゴムありゴムなしとヘルス。
自分がこの時代の女郎だったら、私はきっと1年で死んでいただろうな。
どちらも評価も高く、読み応えのある重さ。
とても面白かった。
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