所持金20万しか持たずに海外に渡る。
世間知らずというか、若いからできた無謀。
ロンドンは日本以上に物価の高い国だった。
借りたとこは集合住宅のつくりのアパートで、玄関を入ると中は2階建てになっていた。
母と息子の大家さん親子と日本人もう一人とシェアをして、6畳ほどの広さで家賃10万円。
3か所見て、ここが1番安かった。
部屋を借りてほぼ金欠状態。
ご飯を買うお金すらなく断食3日目、さすがに横になっていても目まいがしてきたが、それでもあの居酒屋には戻りたくなかった。
せっかくロンドンにきたし、部屋も借りた。
いざとなれば帰りの飛行機チケットは持っている。
このまま帰るのはもったいないし、さすがの私でも恥ずかしい。
ビザはあるわけだし何か職を見つけて、ロンドンを満喫しようと気持ちを切り替えた。
日本人向けのフリーペーパー紙でアルバイト探し。
さすがにバックレているので同業他店はマズイと思った。
結局残るは水商売。
時給はたしか6ポンド位?(当時で約1,200円)
週払いで交通費だけは毎日1日3ポンド支払われた。
往復で2ポンドかかったので、残る1ポンドで1日1食スーパーで99ペンス程のインスタントパスタをしばらく食べる生活。
ここでフルタイム働いても家賃10万はきつかったので、当時ちょっとしたブームだったチャットレディのバイトを同時にやった。
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