風俗嬢ブロガーを11年もやっていると、風俗嬢オフ会を何度かやったけど、ほとんどの同業者が一期一会で目の前を通り過ぎていった。
みんな冷やかし程度で私の顔を1度見たら、はいさようなら。
こちらからのメールに返信はないことがほとんどで、ヒドイとブロックされているのか戻ってくることもあって、寂しいもんよ。
まぁ入れ替わりの激しい業界でもあるから仕方ない。
10年以上、長く風俗で働き続けている女性なんてそんなに多くないと思うし。
本を出版するにあたり、今年は知り合い歴10年近い同業さんや元同業さんと話す機会が何度かあった。
みんな普通に結婚していたり、表の社会に戻っている。
だけど自分は10年前から何ら変わっていない気がする。
老化はしているのに成長を感じないのは何故だ。
何だか10年前から一歩も前進できていないような、地球の裏側に置いて行かれたような寂しさもよぎったけれど、これが私だし、今のところこの場所でこの仕事でしか人の役に立つことしかできないから落ち込んでも仕方ない。
約10年前に著者、中塩智恵子さんの本『風俗嬢という生き方』の取材を受け、発売の時にお知り合いになった(当時は同じく取材を受けた仲間)風俗嬢ブロガーの女性と多分7年ぶりくらい?の再会を果たした。

2016年2月20日発売
中塩さんと3人でお会いすることができて、長年風俗嬢ブロガーをやってきて心から良かったと思えた。
ブログ仲間であり同業仲間である方に、本の出版発表で『おめでとう!!』と言われることほど嬉しいものはない。
この1年、色々な場面で言う機会があったけれど、他人の幸せや門出にすぐ言葉に出せる人間って、素敵だな、自分もそういう人間でありたいなって思った。
ちなみに我が家の毒家族は、誰一人として私に『おめでとう』を言ってくれた人はいない。
ま、想定内だけど。
昔の私もそっち側の人間だったし。
友人の結婚報告なんぞ聞いたら、素直におめでとうも言えないくらい嫉妬の塊で、自分の芝生以外は全て青く輝いて見えていたっけ。
こうとき時に人間性ってでるなと、いろんな人の反応があまりに違くて面白いほど観察してしまった。
10年前に人生で初めて、自分のポンコツ人生を取材していただいた時には、10年後にまさか自分もこんな機会が訪れるなんて夢にも思わなかった。
そしてその時からの繋がりが今もあり、再び3人で会えたことが嬉しくて嬉しくて。
子供の頃から親友や友達と呼べる人はほとんどおらず、ずっと孤独と闘ってきたけれど、一緒に喜びを共有してくれる仲間が私にはいたんだと、この1年、人付き合いに大切なことを気づかせてもらった気がする。
ふと、私の人生のピークは今年なんじゃないか?と怖くなった。

またこの3人でお会いできたことが嬉しすぎて、記念写真に女子大生の姪っ子とやった(イマドキ風なのか?)指の繋がりポーズをミドル世代に強要。
普段顔出ししていないと記念写真のポーズに困る。
これは一体なんのポーズなんだろか。
若者のズッ友ポーズ?
宇宙との交信ではないはず。
まるで両肩で円陣を組んで、ミドル世代まだまだ頑張る『エイエイオー!!』な気分。
自分から強要しておいて、生まれつきコンプレックスの私のソーセージのように太く浮腫んだ指がヒドイぜ。
同業さんだからこその共感、早速本の目次を眺めただけで笑ってくれて、期待通り!目論み通り!
本文の文字数が多すぎて目次カットの予定のところを、しつこくどうにかお願いして目次を作ってもらった。
本文も面白いと我ながら自画自賛に思っているのだけど、やっぱり目次の小タイトルが気に入っているから、妥協せずに粘って載せてもらって良かったと思えた瞬間。
中塩さん、なおさん、忙しい合間にお時間作ってくださりありがとうございました!!

*2026年9月1日発売*
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