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死にたくなったら墓地に行く

先週末からなんだか突然メンタルがブレ始めて、久々にアワアワしてしまった。

メンタルクリニックに通院してても、発達障害用の薬と睡眠改善薬しかもらってないからそりゃ当然か。

5月が忙しかったから仕方がないとわかっていても、覚悟の上とはいえ6月の暇さに始まりタチの悪い冷やかし予約が無断キャンセルしたところからブレ始まった。

振り返ってみると、去年の12月以来ぶりの予約後キャンセルか。

去年の人はきちんと連絡もくれて、キャンセル料金も振り込んでくれた人だからまだ良しとするにしても、今回の人は予約の時点から気持ち悪いメールだったので、あぁ多分冷やかしだなとわかってはいても当日音信不通をされるとやっぱり堪える。

その時間をその人のために空けているのだから、他の予約したかったかもしれない方を入れることができないと考えるだけで苛立つ。

年に数人は頭のおかしい予約メールが来るのは商売やっている以上、仕方なし。

6年もやってると、この人は多分来ないなっていうのもなんとなく文面からわかるし。

直感は当たる。

それでももしかしたら来るかもしれないし、文章力が不器用だけなのかもしれない人もいるからぞんざいには扱えない。

だから結局商売やっている側があたおかのストレスをぐっと抑えるしかない。

まぁ相手にするだけ時間も無駄なので、自動キャンセルになりました〜の連絡だけ入れてキャンセル料の振り込み要求すらメールしなかった。

こんな暇つぶしに冷やかしエロ予約メールしてくる人間に関わるだけ時間の無駄。

いい歳こいていたずら予約なんて、そういう関わり方しかできない大人にもなって残念な人間よねと同情すら覚えるわ。

そういう人間に思考を持っていかれるだけ私の脳内の時間が勿体無いと思っても、気持ちの切り替えが下手くそな不器用なので、やはり1回はメンタル持っていかれかける。

そのあと同業者のことでメンタルさらにブレてTwitterでも嘆きまくって。

なんなら死にたくもなってきて。

自分の無価値観とか何もかもが嫌になってきて、意味もわからず突然泣き出すというブレ具合。

理由は毎度のこと。

金欠とか、仕事が忙しかった後の静けさがやってくるとメンブレ起こすのよね。

私の精神は逆にいうとお金に余裕があって安定した仕事をしていればおかしくならない。

風俗は毎日安定した仕事じゃないし、コンスタントに予約が来るわけでもない。

なぜか予約はたいてい重なるし、暇な時はぴくりとも予約メールも入らない。

もっと分散して来てくれれば1人1人丁寧に接客向き合える余裕があるのになぁなんていうのはこちら側の都合の話で。

連日予約が入ると、いくらプロとしての責任のため手抜きはしないといっても、そりゃ頭も体も少しずつ余裕は減る。

そんなことを考えながら、閑散月に入って覚悟をしていても絶対にメンブレ起こすんだよ。

本当に我ながらこの弱い精神力、どうにかならんかなって呆れる。

暇スイッチのお陰で、涙止まらんし。

無気力起こすし。

ADHDの薬コンサータは元気に活動的にしてくれるけれど、心までは救ってくれない。

だから余計にアンバランスさが気持ち悪い。

身体は動きたくて動きたくて仕方ないのに、心はズドーンと死にたくなってる。

なんなら空すら飛びたくなるくらいの落ち着きのなさを今回初めて感じた。

コンサータ飲みながらでもやっぱり病む時は病むんだな。

私の心は一体どうやったら元気をキープできるんだろう。

せめて涙が勝手に溢れてくるとか、横になったまま1日中動けなくなるとかを無くしたい。

心が辛すぎて、月曜になるのを待って思わずいつものクリニックに電話してしまった。

私の担当医は木金しか来ないのわかっていても、他院に掛けるよりはいいかなと思ったのに。

電話に出た受付の女性に担当医がいる時に電話してくれとあっさり断られた。

辛いしんどい、どうしたらいいのってせっかく通院していても解決してくれないって週2の医者じゃ役にも立たんじゃないか。

毎度毎度大量に薬だけは出したがるくせに。

精神科やメンタルクリニック通う時は、担当医が平日だけでもいいから、きちんと毎日開院してて困ったらすぐ安心をくれるそんな医師を選びたい。

いや、むしろそんな病院ってないの?

他の病院通ったことないから比べようがないのだけど。

メンクリってこんなもんなのか?

辛くなっても、次の1ヶ月後の予約の日まで、じっと家に引きこもって布団にくるまって待つだけ?

そんなのじゃ命いくつあっても足りないって人だらけになりそうじゃないか。

何もしてなくてもふと泣けてくるのに、コンサータのせいでそわそわ落ち着かない。

どちらも自分なのに、チグハグな心と身体についていけない現象が発生した。

役に立たないかかりつけ医。

他にどうすれば?

ふと田舎移住していた1年含めて、約2年お墓参り行っていないことを思い出す。

今旅行に行くお金はないけれど、バイクで日帰り遠出でもしてくるか。

なぜかお墓参りすると心も安らぐから、その救いを求めたかった。

久しぶりの長距離。

茨城県まで往復約160kmの距離をぶっ飛ばす。

ヘルメットのスピーカーからは私の青春、光GENJIの曲を延々と流して歌いながらなぜか泣く。

光GENJIのアルバムの曲とかなかなかいい曲もあるから、それを聴いていたら運転しながらなぜか泣けてくる。

やばい。

私壊れかけてる。

なんでこんなに心がしんどいんだろう。

つい先週まで元気だったはずなのに。

笑うことすらしんどい。

片道約3時間かけて、ようやくお墓に到着。

なんか色々話しかけたかったはずなのに。

言葉が出てこなかった。

墓石を軽く洗って、お線香とお花を置いて合掌。

『ただいま』

『じいちゃん、ばあちゃん。どうか早く私をそちらへ呼んでください。』

それしか伝える言葉は思いつかなかった。

視覚障害者でアルコール依存症になっていた母の妹がもうどうにもならないくらい周りに迷惑をかけていた頃、当時ばあちゃんがまだ生きていて、墓前で合掌しながら『どうか◯◯を迎えに来てください。』って先にお墓に入っていたじいちゃんにお願いをしていた話を思い出した。

それから半年もしないうちに母の妹は死んだ。

産み育てた責任を感じていたのか、自分が先に死んだあと誰がこの子(母の妹)の面倒を見てくれるのかと思うと、老い先終盤を感じていた祖母は、死ぬに死にきれないと思っていたようで。

ある意味昔の人の責任感と覚悟。

親より先に死ぬ子供は親不孝なんて言葉もあるけど。

自分の面倒を見てもらうがために、あえて障害当事者が子供を産む選択をする人もいる。

もしくは障害のある子供を当然老いた親が先に死んだ後、その子の面倒を誰が見るのか問題になった時のためにもう1人子供を産んで地獄の使命を託すという子供の頃からヤングケアラー前提で産み育てる人もいる。

だけど嘘くさい神頼み的な方法かもしれないけれど、それでも先になくなったじいちゃんに頼んで連れていかせた祖母の念は強かった。(のだと思いたい)

母の妹が亡くなって、連れて行ってくれてこれで安心して死ねる的な話をしていた祖母。

それをふと思い出し、私も祖父母にお願いをしてみた。

どうかそちらに呼んでくださいと。

自分で死ぬ勇気も覚悟も行動力もない私は、もうご先祖様しか頼れる人いない。

墓前で二言話し、バイバイまたねと後にした。

来た時よりも帰りの方が少し心も穏やかになれた気がした。

帰り道も引き続き、光GENJIを聴きながら走ってきたけれど、不思議と涙は出なくなっていた。

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