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9年目の風俗嬢ブロガー

風俗嬢としてブログを書き始めたのが2015年3月。

気がつけばもう丸8年。

9年目に突入してた。

FC2ブログにて『おちぶれ続けるアラサーでぶ女の赤字返済計画』のブログから始まり。

ワードプレスに移行して『続・おちぶれ続けるアラフォーでぶ女の赤字返済計画』として7年。

20代の頃からの知り合いや友人はもうたったひとりしかいなくなった。

その彼女もとうとう去年結婚して、アメリカに家を買って、遠いところの存在になった。

とはいえ、今いる数少ない知人もご飯仲間もこのブログを通して知り合えたのだから、ブログをやっていなかったら一体どうなっていたのだろうと想像もつかない。

規制が厳しくなっていたFC2から、ワードプレスへ移行しようと背中を押してくれたのも新潟の出稼ぎ先で一期一会の出会いだった年下のエンジニア職のお客さんだった。

ブログを通し、そこからたくさんの感謝が無限に広がる人生が始まったと言っても過言じゃない。

ピンチや転機にはいつも必ずこのブログの読者様や、同業仲間さん、お客さんらが救ってくださった。

親からもらえなかった優しくて温かい言葉が、まさか他人様からいただけるなんて想像すらしていなかった。

押しつけのアドバイスではなく、自分だったらこう思うとかこうするとかそれはこうと意見や考察をすばり言い切れるアドバイスを言える人は金言だし、相手のために真剣に金言が言えれる人間でありたいと日々思って仕事をしている。

さらに全てを曝け出していても、温かい目で見守ってくれる人々がいることをこのブログを通して知ることができた。

嫉妬と金の欲望にまみれたこの業界、とても怖い人間が世の中にはいるのだということも知った。

表と裏とどちらも人間模様を知ると、世界の見え方が変わってくるから面白い。

発信側に回ると、自分と同じようなしんどいを経験している人の多さにも驚いた。

人間不信になるような経験もたくさんあった。

自分がまさか弁護士さんにお世話になる日がくるなんて思いもしなかった。

だけど、変わらずに応援してくださる人も多かった。

私のブログのせいで傷つけたり迷惑をかけてしまった人たちもいた。

メンタルが病んでいる時の日記を書くと、そっと声をかけてくださる優しい方々。

自分から話しかけに行くと、無視されたりブチ切れられたらどうしようと思うとなかなか話しかけられないチキンな性格。

だからこそ向こうから来たメッセージには真面目に答えてしまって、自分に余裕がない状況でも丁寧に返信してしまって馬鹿を見ることも少なくなかった。

風俗嬢オフ会なんてもう2度とやらんわ。笑

去年もTwitterのDMで、フォロワーでもなんでもない見ず知らずの会話すら初めましての風俗嬢さんから『コロナに感染してしまったんですけど、どうしたらいいですか?』ってメッセージが来て。

本当は、しらねぇよ・・・・なんだけどさ。

私のブログのコロナ感染時の記録を読んでくださったんだろうかと思うと、邪険にもできなくて。

お互いにぼっちで心細く、でも逞しく生きるしかない風俗嬢の姿を想像すると、無視はできない。

こういう時、相手からは感謝されることもほぼないと分かっていても、それでいいんだってモヤつくこともなくなった。

だってこのブログを通して、たくさんの方々から私は温かい応援を貰えているのだから。

人からの親切もらうばかりの一方通行で独り占めだけしていたらバチが当たる。

何か見返りをとか、計算とかではなく、困ったり病んだりした時にそっと声をかけてくださるブロガー仲間さんや読者様が私にはいる。

だからどこかで困っている誰かに返していかないと。

必要とされた時に親切な人間でありたい。

困っている人を見かけたら、声をかけられる人間でありたい。

そう思えるようになったのも、人として成長できたのも、自分自身と向き合えるようになれたのも、兎にも角にもこのブログのおかげ。

日記を振り返っただけで泣けてきちゃいそうなくらい、このブログを通してたくさんの人間と関わり、自分も成長できたと実感している。

20年前の自分に言いたいのは、バリキャリになって男勝りに出世するだけが全てじゃないし、結婚と子育てが必ずしも幸せの形でもない。

大切なのは自分の心の声に耳を傾け、今どうしたいのか、この先どうありたいのか、何がやりたいのか、自分にとって何が幸せなのかなど考え向きあうことなんだと。

発達障害30歳成人説という言葉を目にして、まさに言い得て妙だなと笑ってしまった。

同世代に比べて幼稚だなとか思われても、正直どうでもいい。

同世代と比べて見た目が老けていると言われたって、だからどうした。

同世代と比べて苦しくなる人生なんかより、自分と向き合って今の自分は自分らしくいられているかを意識して生きることにも気がつけた。

セックスレッスンに来る男性の大半が同世代と比べて恥を感じ、息苦しさを感じ、勝手に自分の首を自分で締めている人が多い。

人に何かを教えることで成長できるって本当なんだな。

だから子育て経験者には、子育てして初めて人間は1人前になるなんていう人もいるんだろうな。

別に子育てだけじゃなくても、社会で教える立場の経験でも十分成長はできると思うんだわ。

子育てしたって半端な人間は半端なままだし。

周りからどう思われようと、お陰様で私はブログとsexレッスンで人として成長できていると実感している。

人からのありがとうの言葉で自分の存在価値や承認欲求埋めることもやめた。

やめたというか、正直飽きた。

もちろん仕事をする上で、プロとして満足度の高いレッスンは維持していく。

だって他人をあてにしていたら、永遠に埋まらないんだもの。

満たされないんだもの。

底なし沼。

自分の機嫌は自分で取るがまさに正解。

きっと読んでいる側からしたら、配慮のかけらもない、なんて幼い思考で幼稚な文章力なんだろうと思われているとは思う。

だけど30歳が成人だとするのなら、私のブログの始まりは20歳と同等レベルからのスタートと思うとしっくりくるのではないか?という今更な言い訳。

だけど9年書き続けて、しっかりと成長はできている実感はあるしプラスマイナスでいうと、嫌なことも多かったけれどそれを上回るプラスが圧倒的。

心を守ることも大事だけれど、毎回嫌なことから逃げて生きるのは成長とはほど遠くなる。

孤独は慣れない辛いなんて視野の狭い世界にずっと留まっていたけれど、負け惜しみでも慣れでもなんでもなくて、今では孤独こそ自分と向き合うために必要なものだからあえて無言の日を作るようにしようと思えるまでに成長できた。

孤独の辛さから抜け出すまで8年かかったわ。

たくさんの応援サポートをいただき、書き続けることでたくさんのありがとうもいただいた。

風俗ネタも少なくなって、面白みネタにも欠ける、ただの陰キャな低スペばばあの日記と化してはいるけれど。

それでもふと思い出しては覗きに来てくださる方々がまだいるというのはありがたい限りでございます。

40代に入り、都会の孤独から去年田舎の孤独も経験し、すごく強くなれた気がしたというか、精神的にも強く移住自体は失敗したけれど、仕事のたびに片道4時間の移動生活が1度もキャンセルや欠勤することなくやり遂げたことが何より自信に繋がった。

また1つ成長と気づきを得た感じ。

アラフォー世代と名乗れるのも残り3年程度。

これほど長く続けるなんて考えてもいなかったから、タイトルのことなんてあまり考えていなかった。

このままいくと10年周期でタイトルを変えていかなくちゃいけなくなる。

ぶっちゃけ仕事がもう独り立ちしているので、宣伝という意味でもこちらのブログは必要なくなってはいる。

ただ、自分の人生良い時も悪い時も全ての備忘録として振り返るための場所としては貴重。

文字にすると、自分と向き合えるし頭も整理できる。

このまま年齢詐称ブログみたいにタイトル無視突っ走るか、ブログを卒業するか、今度は死ぬまでタイトル変えなくてもいいように『私の居場所』としてゆるっと続けていくか。

まだ3年あるので、ゆっくりじっくり決めるとするか。

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