去年はコロナ禍で家庭菜園が流行り、私も便乗してみた。
とはいえ、もともと植物を育てる知識は皆無。
案の定、見事に大失敗した。
青しそ、バジル、ラベンダー、ローズマリー、スペアミント、よもぎ、プチトマト、アロエの8種類を植えて、2020年から生き残った植物はアロエだけ。
こんなに越冬できないものなの?
雑草扱いレベルの繁殖力を持つよもぎやミントすら枯れさせてしまうとか、もはやこれも才能か?
プランターハーブ栽培、向いていないのかなぁ。
1度にあっちもこっちも手を出しすぎなのか?
うーん、今年はどうしようかと悩む。
とりあえず、先に気になっていた保存調理に挑戦。
1つめは梅シロップを漬けてみた。
自宅では白砂糖断ちしているので、はちみつで漬けた。
ソーダで割ると最高に美味。
夏が来たって感じの味がした。
お試しに少量だったからあっという間に飲み終えた。
もっと大きい瓶でいつか大量に作ってみたいな。
もう1つは新生姜の甘酢漬け。
通称ガリ。
こちらはてんさい糖で漬けてみた。
保存が効くから、おかずが少ないときにちょこっと小皿出しに重宝してる。
玉葱麹に醤油麹に塩麹、ガリと梅シロップ漬けと色々楽しんでいる。
保存食をもっと極めたいけど、瓶がかさばって置き場所に困るわ。
保存食をたくさんつくるために広いキッチンのある家に引っ越したい。
それくらい出来上がるまでがまた楽しい。
5〜6月の初夏って梅雨のジメジメと自分の誕生日と祝日が全然ない時期で、本当に嫌いな季節だった。
でも新モノの季節で色々出回るし、種何を植えようかと考えたり、初夏はちょっと楽しい季節なんだと発見した生まれて40年目の今年。
そんな今年はまずはモリンガを種から植えてみることにした。
成長すると木になるモリンガ。
別名ワサビノキとも言われ、コスメなど裏面の原材料見ると意外と書かれていたりする植物。
飢餓地域では奇跡の木と言われているほど栄養価の高い植物。
葉も茎も根っこも全部食すことができる。
しかも空気も綺麗にしてくれるとか。
ならば育ててみよう。
約20粒植えたけど全然芽が出ない。
芽が出ないのに水をあげすぎたのか?土からキノコが今年も生えてきた。
結局発芽したのはたったの2個。
発芽まで1ヶ月くらいかかった。
でもそこからはすくすくとぐんぐん育っている。
芽が出てからたったの2ヶ月ちょいでここまで伸びた。
真ん中と右側がモリンガ。
左側からはタネを植え育てた覚えのない草が生えてきた。
得体の知れない植物、好奇心から水をあげて育ててみたらこんなに大きく育った。
これが何の植物なのか、わかる方いたら教えてくださいませ。
そんなこんなで2021年は引き続きのアロエベラ。
新たに発芽したモリンガ2本。
あとは大葉とローズマリーとペパーミントとパセリを植えてみた。
今年の改善点は、個々に植木鉢を分けてみたこと。
これなら根っこで喧嘩もしないかなとか、栄養の取り合いにならないかなとか考えた。
大葉は成長が早いのでさっそく食してみたのだけど、驚くほど今年も香りがしなくて。
大葉の味を濃く育てる方法をSNSとかYouTubeとかで調べてみるんだけど、全然どこにも書かれていない。
ツイッターで検索すると、味がしないとか香りが薄いって書いている人は結構出てくるんだけど、解決方法をアドバイスしている情報が不思議なくらい出てこない、何故?
結局、味の濃いハーブを育てると書かれていた肥料を土に混ぜてみたら、見事に死んだ。
大葉、今年も死亡。
肥料入れすぎた説。
ちょうど良い加減が難しい。
やっぱり私に“育てる才能”はゼロみたい。
でもまだめげないもんね。
枯れてもまた挑戦。
なんだかんだ自宅に大葉やハーブがあるって便利だもん。
ガーデンチャンネルのカーメン君みたいな人がいるホームセンターが近くにあったらいいのになぁ。
園芸に詳しいスタッフがいるホームセンターなんて都内にいたらレアキャラだよ。
とりあえず今は植物を枯らしてしまうのもまた勉強だ。
それでいつかは植物が今何を欲して、どうして欲しいのかがわかるようになれたらいいな。
とか言って、10年後も絶望的に毎年大葉枯らしてたりしてな。
私ならやりかねない。