初めて褒められたのは昔付き合ったフランス人だった。
『まるでシルクのような肌だね。』
26歳にしてそのセリフ、なんてキザなんだ。
当時、脱毛エステサロンの職場はまるで女子校の雰囲気そのもの。
その話をした日からしばらく私の職場でのニックネームは“シルク姐さん”になった。
風俗デビューした日から何度も指名してくれた喉ちんこ大好き兄さんにも『ベルベットのような肌だね。』とか言われたっけ。
若い頃はそんなことなかったんだけどね。
美肌と褒められるようになったのは、全身脱毛で働き始めてから。
ピロートークをしている時、手持ちぶたさな感じでずっと私の太ももをひりつくまで撫で続ける指先が敏感な男性も少なくない。
健全なオイルマッサージで、業界歴10年の女性セラピストさんにも『こんなお肌初めてです。』なんて褒められたり、アカスリの中国人のおばちゃんにも驚かれたことあったっけ。
フランス人に初めて褒められた時から10年以上経過してもいまだに健在。
我ながら自分で触っていても気持ちいいと思う時があるくらいお肌は絶好調。
特に極太のももが。
何も塗らなくても脂性肌の特権で皮脂膜でツヤツヤしている。
なんつって。
スクールで実技の練習中。
私が取った授業は、タイ人の先生に生徒は私と3日間だけ相モデルのミャンマー人の男性。
授業は英語で進んでいく。
英語だけの勉強よりも、プラスαで実技が学べる環境ありがたい。
英語が得意なわけじゃないから確かにきつい。
でもマッサージの手技名を英語で学べるし、自分でそういう環境に追い込まないといつまでたっても英語のスキルも上がらない。
すぐに外国人と仲良くなれるパーティーピーポータイプの日本人が苦手なので溶け込む勇気も体力もないんでね。
ミャンマー人の男性が練習するため、私が施術モデルになるためパンツ一丁になった。
約100分コースの全身オイルでリンパマッサージの練習台。
マッサージされている間も貴重な勉強なのだけど、気持ち良すぎて起き続けてなんていられない。
絶対いびきかいてたわ。
授業が休憩に入った時、言われた一言。
“silk skin”
おおおー久々に嬉しい褒め言葉だ。
他に褒められるようなモノは何も持っていないから、唯一の売り?でもある肌を褒められるのはほんと嬉しい限り。
それにしてもフランス人に始まり、中国人、ミャンマー人と褒められ、世界も認める美肌?!といってもいいんじゃないかねぇ。
これで全身多汗症じゃなかったら1年中シルク肌なんだけどね。
美肌の人に何かしてるんですか?とか聞くとたいてい何もしてないわよとか言って秘訣を隠すババアいるよね。
とりあえず聞かれてないけど、一切ざらつきのない私なりのシルク肌と言われる秘訣を書いておく。
ターンオーバー(約1ヶ月〜2ヶ月の間に1度)に合わせてアカスリに行く。
全身脱毛完了してカミソリは肌に当てない。
脱毛サロンで働けば無料でできるラッキーだった。
保湿はたまーーーーに乾燥で痒くなった時にホホバオイルか馬油をお風呂上がり濡れた身体にそのまま塗ってタオルで抑える。
薄毛であっても体毛はシルク肌の邪魔だけど、カミソリはNG。
これだけであなたもシルク肌。
とか言ってみたけど、元々が脂性肌だからあんまり参考にならないか。笑
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