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アルコール依存症の酒乱。

母が退院してから時間が経つのがあっという間。

自宅療養中だからか動けないけれど、口は元気だから暇を持て余しLINEをしてくる。

あぁ寂しいのかな。

仕方ない、原付で片道30分の距離だけど行くか。

きっとご飯も作れないしスーパーにもいけないだろうと、代わりに頼まれ物を買い出し。

3週間母がいない間に、買い物にも行かない父と近所に住む兄で冷蔵庫などの食料は空っぽに食い尽くされていた。

母の夜ご飯は、相変わらずずっと父から浮気相手と疑われ続けている仲の良いおじさんが心配して何か買ってはきてくれる。

だけど昼までは向こうも仕事しているし、そこまでの義理はない。

なんて面倒見の良いおじさんなんだろうか。

ほぼ毎日のように、うちの親父よりもお見舞いにも来ていた。

私も2日続けて買い物行って、3週間も母が入院していたから実家の台所がめちゃめちゃ汚くなっていたので掃除して、母が食べたいとリクエストしてきたけんちんきしめんとかぼちゃのクリームシチューを作って、親父用に白飯4合炊いて小分けパックに詰めて冷凍庫に入れてきた。

介護や看護って、入院してくれていた時よりも、退院して自宅療養になった時の方がこんなに大変なのかとたった2日間だけでも身にしみた。

でも料理は、普段自分ひとり分のご飯しか作らないから手抜きしまくりだけど、誰かに食べてもらう料理を作るって久々に嬉しくて楽しくて。

料理の何が楽しいって、3口コンロを駆使して段取りを考え何品も作り上げる工程が楽しい。

私の家は2口コンロしかないので、3口コンロで料理するのがとっても楽しく感じた。

出汁も1人だと液体の白だしとか使っちゃうけど、久々に一番出汁から取ったけんちん汁は我ながらまぁまぁ美味かった。

母から『あなたはやっぱり料理人向きね。料理屋やったら良いのに。』って言われたけど、プロで料理を続けることの難しさを知っているから難しいな。

フードトラックとか、移動屋台みたいなものだったら楽しそうだし、初期費用も抑えてできそうだからちょっと興味はあるけど。

実店舗構えるって大変だよな。

私の飽きっぽい性格では無理だ。

家賃もかからない、人件費もかからない、ネットで完全予約制のビジネスが私には1番合っているそんな気がする。

でも料理を食べてもらって、料理やりなよって言われることは最高に嬉しい褒め言葉。

やっぱり誰かのために料理を作り美味しいって言われることは幸せだ。

気分で波はあるけど、意外と人に尽くすのが好きな性格なのかもしれないな。

母が退院した翌日の夜、例の面倒見の良い親切な仲良しおじさんがご飯を買って実家に遊びに来てくれた。

ベッドで安静にしている母と私とそのおじさんで部屋で他愛もない会話をしていた。

いつの間にか深夜0時を過ぎていた。

そこに自転車で仕事を終えて酔っ払った親父が帰宅。

家に入り、私達がいる部屋の扉を開けるといきなり『帰ってきちゃ悪いのかー!!!俺の家だ!!!』と真っ赤な顔に般若のような形相で近所迷惑も気にせず怒鳴り始めた。

2階にいた私達の部屋のベランダの戸が開いていたから母がぽそっと言った『あ、帰ってきた。』が聞こえてしまったのかもしれない。

親父はこのおじさんが大嫌いで、母と仲良いので目の敵にしてる。

さすがに2人きりにならないようにはしているけれど、勘違いされないように極力私に頼めるときは私を利用する。

それが嫌で絶縁のきっかけにもなったんだけど。

そして怒鳴り散らした父は階段の電気をつけたまま4階にある自分の部屋まで行ってしまった。

親父が帰ってくる前におじさんを帰した方が良かったのだけど、ご飯を買って来てくれた人を追い返すのは言いにくい。

でも普通深夜0時も過ぎていたら、そろそろ帰るねって自分から帰ってくれても良いと思うんだけど、そこまで気が回るおじさんでもないし。

今回はまずかった。

おじさんが帰った後、しばらくするとまた親父が降りて来て、今日の店の売上の入った封筒を母に渡し、何やら再び怒鳴り散らしている。

間にいる私の居心地の悪さ。

呆気にとられる。

なんでこの人はこんなにムキになって怒鳴っているんだろうか。

これぞ本物の酒乱なんだなぁ。

店で怒り狂い怒鳴っている姿も見たことはあったけど、あんなに顔を真っ赤にして怒り狂った顔して、今にも掴みかかりそうな親父は初めてみた。

自分の味方がいなくなってしまうから、娘の前では嫉妬に狂うそういう姿を見せないで来ていたんだな。

母からはよく髪の毛がたくさん抜けるほど引きづり回されたり、首を絞められた話を聞いてはいたけど、まさに今にでもまた暴れ狂いそうな形相だった。

しばらくしてまた3度目、降りて来た。

帰ったおじさんのことで怒り狂っている。

『あいつとデキているんだろ!!!みんなが噂してるぞ!!!女ったらしでこの界隈では有名なんだから関わるな!!!』など攻めまくる。

すると母が反撃開始。

『あんただって店の客のユキとできてんだろうが!!!トイレの前で抱き合っているの見たんだから!!!』

父(言葉に詰まる。)

私(あ、図星か?)

夫婦としての形はすでに終わっている両親。

それでも相手の浮気疑惑を責める。

何がそう怒りを誘うのか疑問でならない。

夫婦の嫉妬ではない。

きっと相手が遊んでいるのに自分も遊べないことへの妬み。

繰り返し部屋に戻っては降りて来て怒鳴り散らすを数回繰り返す父。

『俺がいない間に男を勝手に家にあげてんじゃねー!!!』

私(それは言えてるな。)

さすがに私も子供頃の親にボコボコにされるときの階段を駆け上がってくる怒りに満ちた足音のトラウマを思い出し、恐怖と病人母1人をこのまま置いて帰ったら父にボコボコにされるかもしれないと思うと、退院した翌日の出来事としては可哀想過ぎて結局3時過ぎまで母のそばで父から守った。

間に座っていた私でさえ恐怖を感じたのだから、さんざんDVをされてきた母はもっと恐怖で動けなかったと思う。

父の怒鳴り狂う姿を見ると恐怖で動けなくなるらしい。

『今からタクシーになっちゃうけど、うちに来る?』と一応言ってみたけど、退院したばかりで体力のない母には厳しかった。

部屋に鍵かけて睡眠薬飲んで寝るわと言って。

少し落ち着いたからありがとうって。

言葉の暴力の恐怖。

結局4回も怒鳴り込んできた。

殴られるのと変わらないくらいの恐怖心を与える。

最後は『もうスッキリしたから降りてこないよ。』だって。

自分だけがスッキリできて羨ましいなクズ親父が。

なんで普通に話せないんだろう。

酔っ払った勢いで怒鳴ることで発散するなんて、根っからの酒乱としか思えない。

される側の気持ちをなぜ考えられないんだろう。

私も結婚しようと思っていた人に殴られ引きづり回された経験があるからわかる。

久々に嫌なものを見た。

数年前、母が骨折して動けなかった時もそう。

父は母の身の回りの世話を一切しないし、聞きもしない。

唯一の同居人なのに。

自分ひとりだけ外でテキトーに食べてくる。

当時、動けない母はさすがに3日目に『近くのコンビニでカレー買って来てくれる?』と言ったそう。

自分の入院時だけは大騒ぎするくせに。

人に愛されたり大切にされたかったら、まずは自分が人に優しく気にかけないと。

愛されたい、だれか私を愛してと、私を見て!と愛に飢えている人っているけど、大抵自分のことしか考えていないじゃないかと思う。

ほす狂いの風俗嬢にも多いように思う。

家庭環境や育ちの影響で、辛いのかもしれないけどさ。

愛情持って人と接していると、必ずどこかから愛って返ってくると思うんだけどね。

父も、母がご飯作れないのだから蕎麦茹でるとか、父は魚もさばけるし料理ができない人じゃないんだからやってあげる優しさもないのか。

『親父は本当に人間じゃないね。』

母の口癖。

父は自分のことだけが可愛い人。

父の実兄とも絶縁してて、弟からも嫌われている父。

自分が癌の手術をするからお見舞いに来てねなんてわざわざ電話で言ったことにもびっくりだけど、弟にお見舞い断られるなんてよっぽど嫌われているんだろうな。

父を人として好きだと言っている人をいまだかつて見たことはない。

私も父を好きだと思ったことは1度もない。

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