私の掛かりつけの婦人科クリニックは3ヶ所ある。
そのうちの1つ、吉原にあるS医院で子宮頸がんの手術をしようと2年前からずっと決めていた。
別の掛かりつけの婦人科クリニックの先生でないとできない検査があったので、そこで検査してもらった結果を持ってS医院に2週間前から予約して行ってきた。
ここの寛先生は、本当に予約が取れない。
以前は予約制じゃなくて、9時からの診察も8時半頃に行っても10番目とかで、呼ばれるまで2時間待ちは当たり前。
今は完全予約制と聞いたから予約したのに、それでも呼ばれたのは予約した時間から1時間後。
他院で検査した結果を見せて7〜8分程度の会話だけで、その後お会計するまでまた約1時間待ち。
しかも話しただけで診察もしてないのに千円もかかった。
こんなもん?
何だかなぁ・・・。
10分も満たない間に話した内容。
『子宮頸がん進行したね。これは今すぐ切らないとダメだよ。』
『日帰りでできるんですよね?』
『ここまで進行したらダメだよ。』
『2泊3日は入院してもらわないと。』
『そんなお金ないです、無理です。』
『あまり出血しないことを祈って、頑張っても1泊は必要だね。』
『風俗の仕事をしているんですけど、復帰までは1ヶ月でしたよね?』
『いや、2ヶ月は見たほうがいいね。』
『えぇ?前は1ヶ月って先生言ってたのに・・・。』
と、ここでがん細胞の検査の仕方など手書きで説明してくださった。
『これ、私悪性ガンのウイルス16型持ちですが、子宮頸がんの円錐切除術した後、また再発することはないんですか?』
『あなたの場合、進行が早いし、もし次再発した場合は子宮全摘出だよ。』
『子宮全摘出の手術を今選択することもありですか?』
『取っちゃってもいいよ。開腹手術になるから傷も残るし回復まで3ヶ月だよ。』
『お腹はもう3度も手術しているので、これ以上の傷はもう気にしませんが、子宮筋腫の手術の時、上の臓器に癒着し掛けていたんです。』
『あぁ癒着しやすい体質なのかもしれないね。そしたら今回はまず円錐切除術にしておいたほうがいいかもね。』
『どうする?今日手術前検査しちゃって、手術予約していく?』
というやりとり。
テンポに付いていけずちょっと黙っていたら、看護師さんに部屋から追い出されてしまった。
そして看護師さんと待合室での廊下で続きの会話をした。
手術の曜日は決まっていて、週に2日(金・土)しか設けておらず、完全予約制で今予約すると1ヶ月待ちとのこと。
手術前検査は約2万円で、高度異形成の円錐切除術はだいたい1泊の入院を前提の場合、手術費用と合わせて約5万円程度とのこと。
支払い方法は現金のみだそう。
うちは安い方よとは言ってくださったけど、1ヶ月待ちで曜日が2択って・・・。
しかも検査に来るたびに2時間も待たされるとか、今どき大きい病院でもそこまで酷くない。
日帰りで手術できないところまで来てしまった自分が悪いのだけど、中等度異形成だったらまだ日帰りだったのかな。
先生の方針が変わったのか?
受付の看護師さんにも聞いたけど、真相はわからなかった。
日帰りでできるとずっと言っていたからここの病院でと決めていたのだけど、ここで手術するメリットが1つもなくなったな。
こうなったら久々の大学病院で相談しに行ってくるか?
腎臓の手術も子宮筋腫の手術も同じ大学病院でやった。
安すぎる入院&手術費も、大学病院なら逆に高く付いて高額療養費制度を使えやしないだろか。
29歳の子宮筋腫の手術の時、次また再発したら子宮全摘だからねと言われた先生、HP見たらまだ勤務されていた。
今回子宮筋腫じゃないけど、2度目の子宮の病気に先生の見解は何て言うのか。
子宮筋腫の手術の後から飲み始めたピルもいい加減やめたいし、一生子宮頸がんのウイルス検査にビクビクしなくちゃいけないとか、子供は要らないと決めたし、そうすると子宮を持っているメリットが何1つないわけだし、調べているとタレントの原千晶さんも子宮頸がんで子宮全摘出されている。
だけど今は回復して元気そうに活動している。
昔調理師学校時代に誰に聞いたのか忘れたけど、生理のせいで味覚や体温が変わるから子宮を取ったという女性パティシエールの話を聞いたことがあった。
理由はどうであれ、女が子宮を失うなんて、今の時代そんなに悲観的な話ではない気がする。
もう病気に振り回され続ける人生とかウンザリ。
ただでさえ風俗嬢であるとまんこの性病リスクで不安なのに。
なんか本気で大学病院なら子宮全摘出してもいいかもしれないと思い始めている。
よし、3人目の婦人科の先生の話を聞いてこよう。
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