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風俗嬢は貧困ではないという意味

結論から先に言うと、個人事業主は生活保護を受けられないという事らしい。

勤めることができない、雇われたくない、自由に生きたい人は自由にどうぞ、その代わり国からの保護も保証もいたしませんというスタンスなのか。

貧困だから風俗嬢になるしかなかったのに、風俗嬢になれる覚悟があるなら国に頼らず自分でどうにかしろという事みたい。

風俗嬢になると貧困扱いにならない。

だったら職業として認めてくれよと言いたい。

国の言い分を解釈すると、ちんこをしばく覚悟がない人や、風俗ですらも働くことができない層が本物の貧困なのだそうだ。

国に頼らず、ちんこをしばくことで生きる覚悟をした人間は貧困じゃないと聞こえた。

だからほとんどの風俗嬢が貧困じゃない。

去年とても印象に残ったノンフィクションライターの中村淳彦さんが書いた貧困に喘ぐ女性の記事。

貧困のテーマとしては、全く同情も共感も出来なかったのを覚えている。

月40万~60万円も稼いで、家賃9万円で貧困?は?って。

世間の目で、自分のことを客観視できていなかった。

この記事の女性は子供の学費で、私の場合は借金という理由は違うけれどお金が必要なことは同じ。

家賃は自宅が8万5千円で、風俗開業するのに事務所も借りている、それだけで家賃が10万円超えてしまうことがもう国からすると貧困じゃない。

私は真面目に風俗で自立しようと税の申告をしていたことが仇になってしまった。

4年前だったか、風俗で働き収入を隠して生活保護を受給しているホス狂いの風俗嬢さんとツイッターで知り合った。

彼女は精神を病んでいたから風俗でしか働けなかったのか?1度しか会っていないから理由は知らない。

きっと生活保護から、社会復帰の第一歩として受給しながら風俗で働いていたのかもしれない。

確実にわかるのは無収入であると嘘をつき、働けない状況と伝えているから生活保護を受けられていた。

風俗嬢は貧困じゃない。

家賃は5万3千円以下のところで住んでいないと貧困じゃない。

家賃がまずネックだと。

生活保護費は、家賃5万3千円までで、生活費も約7万円で、最大でも合計13万円程度しか貰えない。

この時代に、東京でどうやって暮らせるのだよ。

生活保護を受けるために敢えて5万3千円以下の貧乏暮らしをさせてもっと人間的に惨めな思いをさせる作戦か。

5万3千円以内の家賃の場所に引っ越しさせるための引っ越し費用は国が出すという。

だからなのか?長期で生活の保護を申請しないと受給できないのだと。

なんだろうモヤモヤする条件ばかり。

それだけ制度を悪用する人が多いんだろうな。

都内で8万5千円のワンルームがそんなに贅沢なのか?

他にももっと安くて古くて狭いアパートに住んでいる人がいるから他の人に悪いじゃない?って言われたけど、その考えが貧困層に貧乏背比べをさせて足を引っ張り合う考え方を生んでいるんじゃないのか?

別に家賃10万円の1LDKとかに住んでいるわけでもないのに。

たったの1ヶ月だよ。

長く働けませんと言うわけでもない、働く意思があるのに1ヶ月だけどうにかなりませんか?がダメなんて。

贅沢な部屋でもないし、慎ましく人間らしい最低限の生活を維持して、なんとか頑張ってきたけど、ちょっと病気のせいで生活が困窮しそうだから1ヶ月だけ助けてくださいと言ったら、1ヶ月だけの生活保護なんてできませんだと。

もうすぐ東京都の最低賃金も上がって、時給1000円になりますからバイトしてはどうですかって。

フルタイムで働いたって13万円だろ。

借金返済に困っているのに、拘束される時間に対しての13万円、どう考えても現実的じゃないだろうが。

区役所の職員が月収40万だか50万だか知らないけど、無責任な発言、金銭感覚狂ってるんじゃねーか?

昔、真性包茎の役所の職員と名乗るクソ客に、俺金持ち自慢されて心底惨めな気持ちになったことを思い出してしまった。

帰宅して数時間後、心配して相談員の人が、電話をかけてきてくれたりしたけど、大丈夫ですかとしか言わない。

最後の砦と思っていた生活保護すら断られて、無責任なことは言えないもんな。

またしばらくしたら電話かけてくるのかな。

辛く惨めになるだけだから、もう掛けてこなくていいよ。

結局、お役所の人に相談したって答えは出ない。

自分に不足している必要な情報は、自分から探しに行って知識を蓄え視野を広げるしか解決策は見つからない。

東京都生活再生相談窓口を紹介されたけど、相談したって言われることは決まってる。

自己破産するか債務整理をするか。

家計のアドバイス行いますなんて書いてあるけど、これ以上私に削れるところなんてほぼないっての。

収入を増やすしかないんだって。

他には社会福祉協議会が行なっている生活福祉資金貸付制度と応急小口資金貸付制度にも電話してみた。

応急小口資金貸付制度は緊急時の貸付らしく保証人を立てれば20万円まで借りられる。

保証人がいなければ5万円しか借りられない。

保証人の条件が、同じ区内に在住していることだって。

都内ならまだしも、そんな厳しい条件あるかよ。

何が応急だよ。

生活福祉金貸付制度の条件は、一人世帯の場合収入が191,000円以下の低所得者でないと申し込めない。

家賃を控除してもらえて私の場合、月276,000円以下でないといけない。

ここで問題なのが、去年の売上が良すぎた事。

今年と比べても見込み収入を考えても約200万は売上が下がった。

これが今年の税金と生活を圧迫している原因。

今年の収入で審査だったら恐らく行けたかもしれない。

けれど、去年の収入じゃ相手からすると完全に低所得者とは言えず、同情の余地すらないわけだ。

今が!今年が大変なのに!

去年繰上げ返済なんてしないでお金を貯めておけばよかったですねと言いながら涙が出てきてしまった。

相手は無言。

わかりました、ありがとうございましたと言うのを待っていた。

さっさと電話切られた。

そりゃそうか。

風俗で20万以上稼いでんだろ?低所得でもなんでもねーよという心の声が聞こえてくる気がした。

国の貧困の目安は約20万円。

法テラスも月収20万円以下の人じゃないと利用できないもんな。

月収20万円から社会保険等引かれて約16万円。

人生失敗してお金が必要だから風俗で働いている人間は貧困ではない。

自業自得ってことだけか。

区役所の相談員さんも、生活保護担当者さんも、社会福祉協議会の人もみーんな黙っちゃった。

区役所で、電話口で、ボロボロ泣きすぎた。

あーアホらし!

借金返済したら手元に現金が全く残らない生活をしていたから、てっきり貧困だと勘違いしていたわ。

風俗なんかで真面目に確定申告して、いざという時に社会に助けて貰えるよう信用をつけておこうと生きてきた私が馬鹿だった!!

風俗嬢に同情の余地なし。

国からも社会からも助けてもらえないのだと、心底痛感した。

なんか風俗嬢として納税して、真面目に生きることが馬鹿らしくなってきた。

何のために自分の命を守るのか、このまま手術しなくても良くないか?とまで思えてきたわ。

さぁて次はどうしましょうかね。

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