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風俗で真面目に生きる意味

ほとんどの風俗嬢が無申告だったり表向きは無収入に近い状態で確定申告、店外をすればこっそりお小遣いぐらいの認識で生きている。

かつての私もそうだった。

人生やりなおすために仕方ないと自分で言い聞かせて、悪いこととは思っていなかった。

別に今もそれ自体は悪いこととは思っていないけど。

整形狂いやホス狂いの私利私欲のためではなく、人生をやり直すための悪も時には必要かと。

ところが自業自得なのかもしれないけれど、私もたくさんの敵を作ってきたから、何かあるたびにブログで叩かれたり足を引っ張られて。

人に迷惑をかけているのならと仕方なく税理士さんに依頼し確定申告を行い、事務所を借りてデリヘル開業届を警察に出す。

それでも別の角度からまた叩いて埃を出そうとする人たちが現れる。

風俗で真面目に生きる意味ってなんなんだろう。

何をやっても叩かれるのに。

裏側で生きる人間のクズが、表に出てくるなってことか。

私がどこまでもバカなのか。

ただ人生をやり直したくて、死ぬか風俗行くかの2択しかなかっただけなのに。

1度してしまっている自己破産。

以前、風俗嬢で夫婦で2回ずつ自己破産している女性に出会ったが、流石に2度目なんてまだ私にはそれはできない。

他の方法を考えなくちゃと、この1週間たくさん調べてたくさん頭で考えた。

お客さんには、前回の子宮頸がんの記事に心配してくださったようで、本当に申し訳なかった。

皆さんと出会う前から書いているから、ここで書かないわけにいかなかった。

しかも想定外なことが起こり、常連のお客さんがコース時間を延長してくださったり、1ヶ月分の生活費と治療費を分厚い封筒でもってきてくださった方がいたり、こんな大馬鹿な私なんかの為にまだ心配してくださる方々がいるんだと思うと、このまま自分の人生から逃げて、またどん底までおちぶれてなんかいられないと思うと共に、感謝でとても温かい気持ちをいただいた。

さすがにまだ、分厚い封筒は受け取れない。

ほんと喉から手が出てきそうだったけれど、自分でできることを全部やってみて、それでもダメだった時には助けていただきたい。

本当に涙が出るほど嬉しかった。

真っ暗な絶望の中に、最後の安堵をいただいた。

このブログを通し、たくさんの男性に助けられてきたことも忘れちゃいけないなと、忘れかけていた感謝の気持ちに改めて気付かせていただいた。

他人と比べ嫉妬し、風俗で真っ当に生きようなんて、社会的信用を得られるように頑張ろうだなんて、すればするほどバカを見るんじゃないかとまで思えてきたけど、不正に生きていた頃の風俗嬢に比べたら、ここで応援してくださるたくさんの優しい男性に出会えたことの方が圧倒的に幸せだ。

プライベートレッスンで出会った掛け替えのない常連さま方とは悩みや情報を共有し、お互いに人生励まし合い、スキンシップにコミュニケーションetc.

うちの常連さま方は、なんぜこんなにも誠実で優しい人たちばかりなのだろうかとつくづく思う。

一人で生きる私に、本当に心満たされる時間をいただいている。

でもいつまでも甘えていてはいけないね。

私も精神的にも自立しなくては。

先天性腎盂尿管移行部狭窄症と、子宮筋腫と、子宮頸がん。

こう3度も病気になる意味、病気になるたびに意味を探してしまう。

“なぜ私が?”と。

きっと意味なんてないのに。

自分なりの解釈では、もっと人に優しくしなさいってか?と解釈。

我ながら、本当にキツい性格をしている。

高嶋ちさ子さんほどじゃないと思うけど。

突っぱって生きてきて、病気をするたびに性格が丸くなってきたなぁと思う。

だから今、吐きたい毒すらほとんどない心境。

心が穏やかなわけじゃない。

無の境地。

風俗嬢=とても大変な仕事で、だからちょっとでも変な人が来ると私たちはこれだけ大変なのだとヒステリックになっていたけれど、プライベートレッスンを通し、クソ客と言われてしまう人たちの心境を理解した結果、単純に怒ることができなくなった。

3年くらい前までのツイッターをやっていた頃とは考えられない。

毎日暴言の嵐だったな気がする。

自分が一周してしまったせいか、いまだに毎日毎日、#クソ客のいる生活みたいなもので騒いでいるのを見ると、まぁよくも飽きないなぁとか思ってしまうところまで来てしまったのは、歳をとったせいなのか。

呟きたいとすら思わなくなるなんて、メンタルが弱ったのか悟りでも開いたのか自分でもよく分からない。

ただ、変な人も人に迷惑かけてしまう人もみんな不器用な自分なりに一生懸命生きているってこと。

物事には必ず意味がある。

病気になる意味なんてわからないけど、風俗嬢でいつづける意味はもしかするとこれかもしれない。

だからプライベートレッスンというアイデアも思いつけたし、そこで私の孤独を癒してくれる優しい方々とも出会えた。

なんだ結局、真面目かよ。

すべて投げ出して、ここから逃げたい気持ちもあるのに。

人に言われたから真面目に生きる、誰も見てないから悪いこともやってしまう。

間違いなく私はそんな人間。

ブログがあることで、人の道を踏み外さずにいられているのかもしれない。

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