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社会的信用のない風俗嬢にマイホームが買えるのか その1

続・おちぶれ続けるアラフォーでぶ女の赤字返済計画

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続・おちぶれ続けるアラフォーでぶ女の赤字返済計画

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この記事の続き話。

もう滅多に使うことはないかもなんて思っていた「風俗嬢の引っ越し」カテゴリーが年をまたいで大長編になりそうな予感。

 

本籍地を見ると、私が生まれたのは東京都台東区池の端だ。

そう、上野動物園の近くで生まれた。

0歳の時に引っ越し、皇居にも程近い場所に約40年前、4,800万円で両親が買ったスナック御殿で育った。

近所の地主が最近5,000万円で売ってくれと言ってきたそうで、女好きで有名らしい既婚者のおっさんだから絶対に売りたくないらしく、ふざけるなと憤っていた母。

本当に性にだらしない人が嫌いな母。

性嫌悪がハンパ無い。

5年ぶりに会って3時間ちょっと話していただけで、お店に来るおばさん客が、お金持ちのおじさん客を店内で見漁っては食事に連れて行ってとタカってるおばさん連中を売春婦とか娼婦、あのアバズレめとか、言い放っていたから全く変わっていない。

まぁ実際にすぐホテルに行っちゃうらしいんだけどさ。

売春婦、娼婦、アバズレという言葉をよく使う母。

ラブホテルのこともラブホテルなんて可愛らしい言い方はしない。

連れ込みホテルという本当に嫌悪丸出しな言い方をワザとする。

本当に尻軽女が大嫌いなのが良くわかる。

その言葉を使われるたびに私の心は痛むんだけどね。

ヤクザの組長とデートした時も、広い心で受け入れてくれた。

だからきっと風俗嬢である私ももしかしたら・・・と思ってしまう。

でも1度言ってしまったら取り消すことのできない重い告白。

蔑んだ発言を聞くたびに、あぁ一生言うのは辞めておこうと心にしまい込む。

けれど自分のちんこ御殿に向けてお金を貯め、いざマイホームローンの審査の段階となった時に、職業は?という質問と税務調査でバレはしないだろうかと思えてならない。

今、口座を作るのも大変な時代みたい。

15年前は、友人がみずほ銀行に就職した際に新人ノルマで銀行口座開設の契約を取ってこないといけなくて、口座作ってくれないかなんて頼まれるほどだったのに。

もともと信用金庫は銀行とは違い、住んでいるところから1番近いところでないと口座開設はできないのだけれど、1箇所目で断られ、2箇所目の最寄り支店でも断られかけた。

そこを兄も両親もそちらで融資をしていただきマイホームを建てており、私もいづれはマイホームローンを利用させていただきたいと思い口座を作らせていただきたいのですとそこまで熱く語ってようやく開設することができた。

それでも口頭審査で職業まで聞かれたから本当に慎重に警戒している様子がわかる。

他の信用金庫はわからないが、城北信用金庫は新規法人の口座開設はもう一切やっていないと言い切っていたので相当厳しくなったみたい。

そしてようやく開設した口座の通帳とキャッシュカードは母に渡して振り込んでくれることに。

私が持っていると、勝手にお金を引き出してしまいかねないと信用ならないそうだ。

税理士さんからの助言で、調べられた時に明確に贈与されたものがわかるようにちゃんと振り込みで入金することとの指示をいただいた。

ということで名義は私でも私は私の方で別口座に貯金することに。

貯金なんて20歳の頃、30万しか貯めたことないぞ。

定期預金しても半年で解約しちゃうようなダメっぷり。

貯金ってどうやってやるんだ?

第一弾のタイムリミットは来年の夏。

それまでにいくらの頭金を用意できるか。

それによりきっと方向性が色々変わってくる。

そもそも確定申告だってちゃんとやり始めてまだ2年目だ。

サラリーマンの融資だって、審査に最低3年の在籍が必要って聞くのに。

個人事業主ってだけでも厳しいのに、最低あと1年足りない。

だからできるだけ頭金を用意しなくては。

どうしよう。

やはり来年は出稼ぎに行くか?もしくはまた吉原で働くか?

でももう病気は貰いたくない。

こんなご時世で、次またソープで働いたらまんこが弱い私は梅毒をもらいそうで仕方ない。

都内のデリヘルなどで働くくらいならよほど自分の店の方が稼げる。

ならば出稼ぎしかないか。

あの地獄の辛さ・・・また味わうのか。

でも一生じゃ無い。

今だけ一時的なものだ。

将来の自分の安心を買うために、少しでも若い今のうちにできること。

なんだかそもそもの話、マイホームの必要性まで疑問に思えてきた。

賃貸VS一戸建てみたいな話になるけど。

先日母が言っていた。

働けなくなったら家を売って賃貸マンションに引っ越すと。

現金として残せたであろうお金を20年ローンを組んでマイホームの購入に充てて一軒家を手にしても、子供達が相続税を払えないし、老人ホームに入るお金も無い。(ていうか、現金は残せなかったけれど住宅ローン4000万円を20年で完済、スナックの家賃もかれこれ40年、毎月約18万円払っているうちの両親、すげえな!やっぱり水商売には夢があるわ!笑)

だから家を子供達に残さず、自分が生きている間に売ってしまい、その売ったお金で賃貸マンションに引っ越し老後の資金にすると。

身を粉にして働き、手にしたマイホームを自分が生きているうちに手放すって。

これが母の考える飛ぶ鳥跡を濁さずに終える終活なのか?

人は何のために一戸建てを買うのか?

なぜ夢のマイホームなんて言い方するのだろう。

結局死ぬときは老人ホームや病院、ワンルームの賃貸マンションで終わるかもしれないのに。

そこまで考えると、わたしはなぜそんなに終の住処にこだわっているのか?

それすらも分からなくなってきた。

でも事は動き始めた。

私が住むと言ってしまった以上、もう後には引けない。

審査がダメだったら・・・?その時考えればいいや。

買えるかどうかすらまだ分からないけれど、やれるところまではやってみる。

とにかくやってみる。

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