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AV男優【森林原人・しみけん・黒田悠斗】講演会&オフ会に行ってきた。

最近親しくさせていただいているAV女優の松沢ゆかりさん(@matsuzawayukari)と、何やらとても面白そうなイベントに参加してきました。

『自由に、自分らしく生きる』
2018年森林原人講演会ツアー【特別講演会 しみけん ✖️ 森林原人】

 

 

14時から講演会が始まり、16時半から黒田悠斗さんも加わり撮影会、その後20時までオフ会という長丁場ながらも色々な意味で面白く6時間があっという間だった。

 

 

どんな方々がセックスに興味を持ち参加されているのか。

男女比率は極端に偏らず、出張ホストの方がいたり、一人参加の女性も多いことにとても驚いた。

AV男優さんらが話す講演会は、男性参加者も多いと、女性が居心地悪くなったりするのかと不安もあったが、エロを開放的に爽やかに話してくださっていることで、いやらしさは全くなく男女ともにみんなメモを取りながら聞き入っていた。

森林さんの話で印象的だったのは、のび太とジャイアンとスネ夫と出木杉くんの中でセックスするなら誰?という質問。

心理テストっぽくて面白い。

ちなみに私はのび太くんをチョイス。

なぜなら、人生の挫折をたくさん味わってきているから相手を思いやりつつ、自信の無さから痛くないかとかどこが気持ちいいかを聞きながらセックスしてくれそうなんて妄想してみた。

しずかちゃんのお風呂をのぞいてしまうムッツリ感も嫌いじゃない。

ゆかりさんは出木杉くんだそうで。

会場にいる人たちで1番多かったのはのび太くんだった。

人が選んだ理由を聞くのはちょっと面白かった。

しみけんさんの印象的な話は、主催されている性癖合コンの話題。

赤ちゃんプレイが大好きで、すぐ赤ちゃんみたいになってしまう男性と、男性を子供扱いしてしまうという女性がマッチングに成功したという奇跡の出会い。

まさにトランプゲームの神経衰弱。

マイノリティな性癖でも、うまく合致すれば楽しいセックスライフを送れそうでなんとも羨ましい限り。

オフ会の時間に各テーブルにやってきてはしみけんさんが、自分の性癖は?という質問を一人ずつされ、他のテーブルでも聞いた性癖をちゃんと覚えていて、のどちんこが興奮するという人がいれば、あれ?さっきもいたよねと引き寄せ合おうという、同じ性癖同士で話せば会話も弾むってことみたい。

なんかマイノリティでなくても、性癖がある人が羨ましくなった。

ずーっと考えたけど私には性癖がないことに気がついた。

もしかすると、風俗嬢をしている人は仕事としてしまっている分、自分の興奮する何かが薄らぐのかも。

だってそんなこと考えて仕事なんてできない。

風俗は男性の射精が目的であって、自分の欲を満たす訳ではない。

だからそんなこと考えたこともなかった。

ゆかりさんも性癖は無いそうで。

しみけんさんの性癖はうんこだって。

うんこでも性癖があることが羨ましく思えた。

イラマチオされて出たえずき汁を舐めるのも好きだとか。

そうえば昔付き合った人に、ゲロを吐かせるためにお酒の一気飲みをたくさんさせて私が吐いた後に舐め回すようなキスを興奮する男がいたな。

変態って意外と日常に溢れているのかも。

ちょっと自分が興奮できる性癖見つけたくなってきたかもなんて。

一緒に性癖を見つけるためのレッスンとか初めても面白そう。

私のプライベートレッスンはセックスレスや童貞層も多いから、まずは愛撫のやり方がメインになるけれど、その次の体位の練習が慣れてきたら、今度は自分の性癖を見つける開発レッスン。

面白そう!

セックスに真面目に取り組む森林さんと、エロを開放的に話すしみけんさんと、ギラギラと黒光りする黒田さんの姿をみて、ちょっとエロい刺激を貰えた気がした。

風俗セックスを生業としてしまっていると、義務感が強くなってしまって・・・楽しみながらやることを少し学ばせていただいた。

森林さんの提唱する“ないナイセックス”も、森林さんと同じようにセックスをアドバイスしている自分も男性にはあまり挿入至上主義になって欲しくないので、よく同じようなことを男性に言っていて共感した。

でもしみけんさんの性癖合コンからすると、挿入至上主義の男性は、前戯よりも何よりもとにかくちんこを入れて欲しい願望が強い女性とマッチングすれば相性のいいセックスができる。

だからどんなセックスにも間違いなんてない。

ダメなのは合意のないセックスや、痛がっている人を無理やり開発させようとする手マンなど。

相手も人間であることを忘れてしまう独りよがりのセックス、風俗嬢になら何をしてもいいと思っている男性の多さよ。

例えば、セックスレッスンで私も高頻度で言っている、男性が女性に聞く『気持ちいい?』の質問も然り。

こんな愚問はない。

森林さんも全く同じことをおっしゃっていた。

ほんとその通り。

逆に彼女から美味しい?って聞かれて男性は不味いってなかなか言えないと思う。

気持ちいい?って聞かれて気持ちよくないなんて絶対言えない。

同じこと。

彼曰く、本音を聞きたいときは、ネガティブな質問をすることだそうだ。

不味くない?痛くない?

そうすると少し本音が言いやすくなる。

女性は好きな男性の前だとつい我慢しがち演技しがちだということを忘れないでいただきたい。

共感できる言葉や同じアドバイスを自分もレッスンで言っていることも結構あったので、より一層の自信がついた。

行って良かった。

森林さんの活動サイトには“AVはファンタジー”とか、“合意のないセックスは犯罪”、“望まぬ妊娠”や“性病について”など皆がつい都合の悪いことに目を背けたくなることをまっすぐに伝えていらっしゃる。

素晴らしい啓蒙活動。

さらなる個人的な要望としては、全てのAV作品のスタート時には、必ず“AVはフィクションであり、ファンタジーです。真似はしないように。”の文字が流れるようになったらいいのにとか、セックスの初歩中の初歩の男性の腰の振り方動画とかもぜひ制作作っていただきたいなぁ。

 

 

森林さんともしみけんさんとも黒田さんともお一人ずつとちらりとプライベートレッスンのお話も伝えられたので、とっても有意義な1日になった。

3人様ともとても温かく気さくで自然体に会話し、抱きついたりお姫様抱っこしたり駅弁スタイルなどで1人1人丁寧に写真撮影に応えていて、なんか私も毒ばっかり吐いていないで見習わなくちゃなとほんの一瞬だけ思った!

 

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