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風俗嬢の確定申告 白色申告編 その1

いよいよ確定申告の時期がやって来た。

長かった学生ローンが完済し、返済の負担が少し軽減したので、これからは風俗嬢なりの社会的信用を少しでも得られるよう生きていきたい。

この先何が起こるか分からないし、一生独りかもしれない。

そう思うと、せめて死に場所と安住の地くらいは持っておきたい。

最終目標は・・・無理かもしれないけれど、こんな私でもいつか中古のマンションが買えたなら、同じように1人で生きる風俗嬢さんらの参考になればいいなと。

今までも性病記録、子宮頸がんのこと、風俗嬢の引越し、アリバイ会社、スカウト関係、でぶや熟女の風俗手取り額などなど、風俗を始めた人がぶち当たりそうなことがこのブログには実記録している。

あと足りていなかった項目は確定申告だ。

頭の悪い私でも分かるように備忘録していくつもりなので、読めば大体分かるはずだと思う。

ただ数字や難しいことは苦手だし、読解力や理解力に乏しい私なりの解釈なので、正しいやり方とは限らない。

だからこういうやり方で生きている風俗嬢もいるんだなくらいの読み物に留めていてもらいたい。

まずは色々リサーチしたのだけれど、やはり参考になりそうな風俗嬢が税金のことに触れたブログなんてほぼ出てこない。

かといって、税務署やら税理士さんやらプロが書いた説明を読んでもチンプンカンプン。

あとは確定申告をしない奴は犯罪だとか、やれよやれよとただ頭ごなしに言っているだけで中身が薄い情報サイトばっかり。

街の税理士さんはグレーや黒が多すぎてハイリスクな風俗案件自体断っている人もいたり。

実際に去年あるフリーランスの方に紹介していただいた税理士さんにも断られたもんな。

確かに特殊すぎる職業なんだよ。

例えば、通常の自営の方は予防や検査は経費で落ちないけれど、風俗嬢の性病検査は経費で落とせるとか。

勘定科目も一般的なよくある項目ならググれば大抵出て来そうなところを、はて?コンドームは?とか、デリヘルだから衣装は経費で落ちるけれど、バックや靴は?とか調べたところで出てこないから分からないことだらけ。

風俗嬢さんやフリーで働いている方や自営の風俗客の方などたくさんの人たちに話を聞いて来た。

やっていない人も多く、限界があった。

ある風俗嬢さんに教えていただいたアリバイ会社も候補に考えた。

アリバイ会社は引越しの時にもブログに書いたけれど、必要な書類を偽造してくれる訳で、その都度払いで必要な書類だけを作成してもらって引っ越しやクレジットカードを作りたいときなどに使う方法もあれば、年間契約料を払ってそこに勤めているように見せかけることもできる。

個人事業主として確定申告をするのではなく、アリバイ会社に勤めていることになっていて作成してもらった源泉徴収票などを自分で役所に持っていくなりし、住民税や健康保険料などを納めるスタイル。

ものすごく迷って悩んで、いろんな人の話を聞いて、この先どうしたいのかを考えたら答えが出た。

アリバイ会社を使って何か申し込み契約するということは、詐欺罪になるわけで。

調べて見たら、アリバイ会社を使って住宅ローンを組もうとした人が逮捕された記事を見かけて決心がついた。

私はプライベートレッスンの輪を広げたい目標もあるわけだし、社会的信用を人並みに得たいのなら今回はアリバイ会社は止めようと。

そして確定申告を地道にやる道を選んだ私は、自分でやれる気がしれなかったので税理士さんを探すことに。

運よく見つけたのは風俗嬢に特化した風俗専門の税理士さん。

有料相談1万円を払い分からないことと、これまでの経緯、事情全て話、私にとって最適な方法でとことん説明してくださった。

時間なんて気にせず、相手も仕事なのだからとは思うけれど非難したり呆れたりなど一切せずに所要時間は3時間半。

頭がパンクしそうなくらいに新しい知識を詰め込み、色々なことを幅広く教えてくださった。

問題も支障もとりあえずはないそうなので、物事を複雑にさせないためにいまは開業届は出さないでおくことになったり。

1度自己破産をしているし、貯金もゼロ、いつ手術になるか分からないスレスレの生き方で、過去2年分の確定申告を今すぐ遡って払える余裕はないので、どちらにしろ延滞税は掛かってくるから来年に回してもらえるよう承諾してくださった。

お馬鹿極まりない私にとって、同時進行は訳がわからなくなるので、まずは2017年分から着手だ。

無知とは本当に末恐ろしいことで。

2017年の3月15日までに青色申告でやりますよと申請を出しておかないと、できないということを2018年の今知った。

税金の控除や優遇措置があまりない白色申告を今年はやらなければならないショック。

性病の知識も蓄えておけば、漠然とした不安に押しつぶされることがないのと同じように、税金についてもしばらくはひたすら学びが必要そうだ。

いくらくるか分からないから不安になるんだ。

算数も数学も大嫌いな私にとっては地獄の数週間が始まる。

でも独りじゃない。

収入と経費を記録して税理士さんに指示された通りにやればいいだけだ。

白色申告は聞く限り、1日で私の仕事は終わりそうなほどシンプル。

依頼料も12ヶ月を月割りすれば1ヶ月1万円もいかない。

それを高いと思うか安いと思うかは人それぞれ。

私には今後1人で確定申告をしていく前提とすると、ありがたい授業料だ。

万年金欠風俗嬢にはありがたく、分割2回払いにも応えてくださった。

なんて心強い。

めんどくさがり屋の私にはこれで良かったのかも知れない。

取り敢えずは、いい税理士事務所に出会えた気がする。

今からでも遅くない。

どうせ風俗嬢なんだし〜と自分で自分を蔑むのではなく、風俗嬢だけれど、自分で社会的信用を少しでも得られるように人並みのことをして生きようと思った人。

一括でマンションを買うのが夢だとコソコソとタンス貯金をしている人。

現金で購入する時は必ず調べられて、結局バレるんだって。

良い時も悪い時もやっぱりお天道様は見ているのかもしれないね。

住宅を一括で買おうと思って貯めておいたお金が過去遡って結局確定申告するハメになり、一括で買えなくなった人もいたのだそう。

自営業の一括払いが1番キケンだそう。

しかも確定申告していなかったらと思うと・・・。

大金を使うときにはお金の出所を調べられるか聞かれるのだそう。

吉原で働いていた時の店の社長に相談したときは、風俗嬢は収入ゼロで確定申告している子も多いよーなんて言っていた。

きっとタンス貯金しているか、私のように繰り上げ返済に命かけている人かもしれないな。

私のように在籍店を持たない人、パパ活小遣いだけで生計を立てている人も確定申告ができるというか、しないといけないそう。

自分が必要な時や緊急時に(医療や学生、住宅などの)ローンを組んだり、引越しをしたり、車を買ったり、ありとあらゆる時にいつでもすぐに堂々と審査を受けられるよう、誰のためでもなく自分のために頑張って1人前の大人になろうと思う。

審査の通りにくい風俗嬢の住宅ローンのアドバイスなんかもちょろっとしてくださった。

怪しいスカウトに紹介された胡散臭い人でなく、ちゃんとしたお金の専門家をいつでも相談できるよう担当者を知っているってだけでなんだか心強い。

今後1人で生きていく決心をしている人、老後が不安でタンス貯金している人、社会が不安で信用できない人、やらなきゃいけないってわかっちゃいるんだけどともう一歩が踏み出せないでいる人などなど、この日記を読んでちょっときっかけになれたら嬉しい。

もし税理士さん探しが不安なら私に言って頂ければメールでご紹介します。

ブログに書きたいと伝えたら、せっかくなのでと曼荼羅紹介者さんには最初の相談料を無料にしてくださるとの事。(私は1万円払ったよ・・・泣)

もしやる気になった人は聞いてください。

私の両親も水商売で社会的信用が薄かった。

いや、今でもだけど。

それでも努力して都内に5000万円以上する一軒家を買っている。

約40年自分で店の青色申告をやっていた母、身近に見本がいたのだからもっと教わっておけばよかった・・・。

後ろめたく生きるのではなく、国民の義務を果たし、いつでもどこでも後ろ指さされないよう私もお天道様に顔向けして生きていこうと頑張ってみるんだ。

住民税滞納して2ヶ月給与差し押さえられた時のトラウマがまだ残ってて不安だけど。

税金支払い地獄に陥って借金がまた増えてひいひい言っているかもしれないけれど。

どんぶり勘定ザル勘定、それでも馬鹿なりに頑張ってやってみるんだ。

それが世間では当たり前のことだから。

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