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風俗嬢3年目の生き方

1年目の風俗嬢人生は右も左もわからず、ただ病気しないように体調管理しながらお茶引かないよう必死に稼ぐことばかりだった。

2年目になり、より効率的に怠けないよう追い込むために出稼ぎメインの生活を始めた。

あと4カ月ほどで迎える3年目のこともそろそろ考えている。

転々虫ばかりせず、1つのお店で本指名を得るための努力を自分なりにすればそれはちゃんと返ってくると言うことを学んだ。

でもずるずる同じ店で2年目も新潟に出稼ぎに行って稼ぐという状態に甘んじるのはどうなんだろうかとも思う。

だらだらなんとなく稼いで安泰と言っていられる年齢ではない。

失敗してもいいから、これ以上あまり向上しないだろうし学ぶこともないだろうし1年がいい節目かなと考えている。

長く続けられる仕事ではないとわかっているけど、毎月毎月同じ出稼ぎ先に出ているとそれだけであっという間に月日が経っていく。

なんとなくやってみたいことも浮かぶが、でもそれを実現するためにはどうしたらいいか方法がわからない。

どんな小さなことでも何でもいいから変化はし続けたい。

失敗してもいいからそれが成長につながるのだと信じている。

先日、都内在籍のデブ専の店長からお店を手伝ってほしいと突然メールが来た。

他にも長く勤めている子たちもたくさんいる中、他にも声をかけていると思うが選んでくださったことはありがたい。

声をかけてくださった理由は、若い子で手伝いたいと立候補する子もいたらしいが、やっぱり若い子だと女の子たちの相談相手にもなりにくいし、お金や電話応対の面で心配だからということでおばばの私に声をかけてくださった。

昼の12時から18時まで店番をして、その後終電までそのままお店で風俗嬢として出勤。

お茶引いても数千円のバイト代は持ち帰れるわけだから悪くはない話だ。

それにシティヘブンの管理画面操作とか、アクセス数を上げるために宣伝したり女性目線側からの求人広告など面白そうだ。

他のデブ専のお店にホームページをまんまパクられるほどなかなかアイデアマンの店長。

期間限定でやってみても経験値としてのマイナスになることはなさそうだ。

ただ引き受けると出稼ぎには長く行けなくなるな。

そこが懸念要因。

やっぱりバイト代はスーパーのレジほどだし、お茶を引いて0になるよりはマシとしてもやっぱり保証が保険となる出稼ぎの方が収入が見える。

ライザップに通う丸々2カ月は出稼ぎ厳しいかなとは思っていたので、その間だけ手伝うと言うのもありかなとか。

そのためには収入が安定しない都内デブ専店での稼ぎではカツカツヒィヒィになりたくないのである程度蓄えてからにしないと自分がキツイ目にあいそうだしな。

慎重に決めないと。

この仕事をしていると出勤したからと言ってもお茶を引けば無収入。

とりあえず仕事に行けば1,000円でも稼げるというものではないから本当に慎重になった。

なんだかこの2年でもお金に対してちょっとは成長した気がする。

むしろ社会から離脱して2年もたつと、雇われることに小心になった。

歳のせいなのか、人生失敗しすぎたせいなのか、こんな私が人の店の番をしてお金を頂いてもいいのだろうかとやるからにはそれ相応に頑張りたいと思う反面、ちょっとこわい。

2~3万円稼げるか0円で帰るかはある程度風俗嬢本人次第、時給数百円でも雇われているほうがプレッシャー。

金額の問題じゃないんだよな。

自分を必要としてくれている、20代までならいいですよ~と言えていたと思う。

二言目にはいいですよ~と簡単に引き受けられない自分、かなり小心者になったなと気が付いた。

失敗の連続がここまで人を変えるんだな。

↓これでも一応
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