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フランスで死ぬかと思った話 その3

不謹慎だけど、これがまたイケメンマッチョすぎるフランスの救急隊員たち。

扇風機おばさんみたいな顔して、息もゼイゼイ。

心臓もバクバク。

イケメンすぎてバクバクなのかよくわからない。

救急隊員の人が私の顔を見て、フランス語を話せる友人に質問した。

「彼女のいったいどこが悪いんだ?」

たしかになんとかパジャマから洋服に着替え、普通にベッドに座って待っていた。

でも顔は扇風機おばさん。

欧米人からするとアジア人の顔って違いがわからないのか。

たしかに凹凸の少ないアジア人。

それで友人は「彼女の顔いつもはこんな顔じゃない」と言ってくれて、その場でまず血圧や心拍を図っってくれた。

そしたらただ事じゃない数値だったらしく急いで救急車まで運んでくれた。

彼女のアパートの部屋は5階。

エレベーターもなく、担架も運べない狭い螺旋階段。

なんとなく覚えているのは、毛布にくるまれお姫様だっこ状態で階段を下りた気がする。

今よりは15キロくらい痩せていたけど、それでも重い時代。

申し訳ない。

↓これでも一応
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