そんな生活が祟ったのか、バイトを始めて半年くらいで身体を壊した。
原因不明の右足の親指だけが痺れたり、お腹に力が入らず右足が上がらなくて湯船につかる時は手で足を持ち上げていたり、熱も出てだるくて仕方なかった。
風邪でもないのに38度以上の熱が出て、具合が悪すぎてかかりつけの町医者に行った。
たまたま先生が診察に出かけてしまっていたので、受付の人が先生に電話して症状を説明してくれた。
そしたら泌尿器系か婦人科系の病気の可能性があるからすぐに救急車を呼びなさいと言われ、病院の前で救急車を呼んでもらった。
大学病院に運ばれて泌尿器科でエコー検査をしてもらったが、緊急性はないのと病室があいていないとのことで帰らされた。
その日の夜、容体がどんどん悪化し歩くこともできなくなっていて心配した兄が実家に顔を出した。
兄の判断で、動けなく寝込んでいる私を見て、もう1度救急車を呼んでくれた。
結局同じ病院に運ばれて、次の日には手術になった。
医者の判断ミス。
腎盂尿管移行部狭窄症という先天性の病気から水腎症と腎盂腎炎になった。
主治医は誤診だったと謝罪してきたが、死んだわけではないので問題にせず。
アルバイト先は少し前に、社員の過労死で問題になったブラック企業。
私の病気は、先天性のものが働きすぎで抱えていた爆弾が爆発したようなもの。
今の時代だったら問題になっていたかも。
結局半年後に2度目の手術が必要なので、わき腹から尿バッグのチューブを刺しそこからおしっこを出す生活を半年送った。
ハードすぎる仕事はムリで居酒屋は辞めざるをえなかった。
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