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毒親の終活

母はなぜ去年のあの時期に突然復縁してきたのか?

5年近くの間に、会おうと思えば無理にでも顔合わせはできたはず。

埼玉の家をどうするかと市が動き始めたから慌てたのか?

いや、今までにも何度もそんな話になっていたので、それだけじゃない気がしていた。

その答えが先日分かった。

自分の死期をよぎり、終活を始めたのだと。

客商売を40年近くやっていると、お世話になった方々や常連さんはどんどん亡くなっていくし、近所のお寿司屋の大将は糖尿病を患い足を切断するほど重症で、それに耐えられず首吊って自殺したり、去年も実家のお店に来ていたお客さんが帰り道に突然亡くなった話を聞いたりと、え?あの人が?!なんて意外に死は身近に存在している。

でも死は死でも、身近な人の死を看取るより、自分の死が近いことを悟る方が相当恐怖。

私が実家を出た年の前後、母はその時も葬式の帰りの雪道で酔っ払って滑って転んで足を骨折した。

その後、治った後にまた転び、それ以来足が痛くて痛くて仕方ないそう。

大きい病院でも検査してもらったり、診てもらったそう。

診断結果はこれ。

極力痛みを減らすためには負荷がかかる体重を減らすなどしか方法はなく、根本的な治療法はないのだそう。

あまりにも痛みがひどい重度の場合、最後の手段は手術をすることしかない。

でもその手術には相当のリスクが伴う。

術後の死亡率が高い手術。

特に高齢者にもなると死亡リスクは上がる。

少し前の記事でも死亡率に触れていて、セカンドオピニオンしてもどの先生も最後の手段だよと言われたそうだから未だに死亡率は低くない病気なのだろうと思う。

原因はまだ解明されていないそうだが、本人もよく分かっていないようだったので、私もググって見てみると、手術をしたところが壊死し、死に至る可能性が高いのだそう。

足の痛みに苦しみながら歩いている母。

慢性化している痛みに耐えられず、もし手術をする手段を選べば・・・死ぬかもしれない。

自分の死に直面し、きっと生前整理を真剣に考え始めたのだろう。

今までは、兄弟全員を比べ、この子はここまでしてくれたとか、あの子は自分のことばかりとか、損得勘定も入りつつ文句ばかり垂れていた。

でもいざ、自分の命が残りわずかになるかもしれないと思った時に、そんなことは言っていられない。

最後にできる自分の責任を考え、早く形にしておかないとと思ったに違いない。

祖父に似て、それくらい母は責任感の強い人間だから。

女は皆嫁いで手を離れた。

兄は家はあるし、仕事もあるし、嫁さんもいる。

親としての責任は果たした。

私以外。

きっと母の心残りは私だけ。

だから、本当は兄にあげようかと思っていた家を兄は要らないと言ったので、私に譲ろうときっと思ったのだと思う。

嫁にも行けていない、お金もない、むしろ借金だらけで、定職にもついていない。

そりゃ私が母だったら、死んでも死に切れない。

どうにかしないとと思ったのだろうな。

親子であっても人のことなのに。

私もそういう性格だから気持ちはわかる。

お節介好きで、子離れできていなくて、子供のことは自分のことのように重ねて考えてしまう自己中心さ。

もう考えなくていいのに。

失敗だらけの私の人生、自業自得だ。

年老いた母を最後まで苦しめている私はなんて親不孝者なんだろう。

痛みに耐えて毎日を生き、でも手術をすれば死ぬかもしれない。

まだやり残した責任があるから手術もできないでいる。

だからと言って、手術をしたから生存できるとも分からない恐怖。

自分だったら?

手術をしたところが壊死して、3ヶ月で死ぬかもしれないと分かっていて、どちらの選択をするだろう?

医学が発達して手術方法があるのに、死亡率が高い手術が存在するなんて。

親は勝手に子供の心配をしていたい生き物なのだと思うようにしているけれど、それでもなんだか自分のせいで心配かけているなんて、実家を離れ一人暮らしをしていても心配かけている自分って情けないな。

親が心配しようがしなかろうが、私のおちぶれた性格じゃ60過ぎたら孤独死か生活保護か・・・目に見えているのにね。

どうにかしてあげないとなんて頑張られればされるほど、情けなくなる自分。

生きるってなんでこんなに辛くて大変なんだろう。

かと言って、死ぬ勇気もない。

ならば必死に生きる。

必死にならなければ死ねるのに。

生きるだけで精一杯だ。

母の責任感は半端ない。

人類としての責任、家長としての責務も果たし、残るは親としての義務か・・・?

失敗作と言われた私はこの家にとって、なんてお荷物な人間なのだろう。

でも今の私にできることと言ったら、病院で聞く先生の話がちんぷんかんぷんだという母と一緒に説明を聞いてあげることだけ。

お荷物ならお荷物なりに、軽いお荷物になれるようにできることくらいはせめてやるよ。

私も手術経験は3度あるけれど、死ぬほどではなかった。

死ぬかもしれない手術をするって、どれだけの恐怖なんだろな。

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