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教え込まれた価値観

価値観とは本当に様々なもの。

母は子供の頃、私に言った。

親が経験してきた分かることを子供にすべて教え伝える事で、子供はゼロから自分一人で学ぶのではなく、ある程度教えを受けてからスタートできる分より多くの事がゼロスタートよりもたくさん吸収できるのだと。

誰からも教わらずにゼロからスタートするのと、親から学びそれが例えば1からスタートするのとでは経験値の量にかなり差が出ると。

だから親の言う事、話す事はちゃんと聞きなさいと。

右も左もまだ何もわかっていない子供の私は、物知りの母親に学校では教えてくれない“教え”をたくさん教えてもらえることに、純粋にすごいとワクワクした。

きっと幼少期を親戚の家を転々とさせられ、自分の両親からあまり教育されなかった分のそこから得た考え方なのだと思う。

そうやって代々教えや考え、教育などを受け継いで行くことが理想だと考えていたみたい。

何が間違いで何が正解という話ではない。

自分の両親を尊敬できる家に生まれた人は本当に羨ましいし恵まれているなと思う。

こうあるべき、こうするべきと言った自分の色んな考えや価値観を教え込まれる。

それが強すぎた母。

もちろん教育や躾、考え方などためになった良いこともたくさんある。

ところが推しが強すぎて洗脳されているレベルにまでになった。

色んなことを指摘、注意されたために、今の私“神経質な私”が出来上がってしまった。

兄は早めに母のヤバさに気が付き、高校出てからは友達の家を泊まり歩き、ほとんど家に寄り付かなかった。

姉達と私は驚く事に20代でお付き合いした男性達に皆全く同じ事を言われる不思議な現象が起きた。

それは『実家にいるとお母さんが強烈すぎてキミがダメになる』という言葉。

それくらい何もかもが強烈すぎた。

みんなが言われたので、自分のものにしたい男性の口説き文句レベルの話ではない。

でも洗脳されていたからか、それほど深刻に捉えていなかった。

むしろ20代ではまだまだ尊敬していたくらい。

社会経験も豊富になり、人間関係にもたくさん揉まれて、ようやく自分の価値観が養われてきた30代。

じわじわと両親のヤバさに気が付いた。

絶縁していてもちょいちょい思い出してはこのブログに登場するということは今だに相当影響していたのだとも思う。

大人になって兄弟喧嘩なんてほぼしない。

たまにする言い合いは100%と言っていい、母親が原因。

みんなが関わりたくなくて、「こっちを巻き込むな」と言っては逃げる。

そう、関わるととてつもなくめんどくさいから。

躾や教育くらいまでにしておかないと、親だって完璧じゃない。

価値観まで押し付けてはいけない。

ましてや考え方も常識も一言では言い表せられないほど多様化している時代。

価値観は自分で学びたくさんの人の教えや考えを吸収して確立していくものだと思う。

その境界線はとても難しい。

親にもなっていない自分が言える立場には無いかもだけれど、子の立場からすると、親であろうと誰もが不完全な人間、こうあるべきなんて自分の物差しで測った価値観は親であろうと押し付けてはいけないのだとつくづく思う。

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