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地獄の先にもまだ地獄があった。

みんな初めは「僕を信じて」という。

その度に、もしかしてこの人なら信じてついて行っても大丈夫かも・・・と毎回思ってしまう。

ところが本性がお互い合わないと、手のひらを返されたかのように裏切られるとはその時はわからないもの。

毒舌でわがままな私を飼いならせるほどの包容力を持った男性に出会えない。

ましてや、恋は盲目。

身近にいる人に依存しやすいタイプの私。

その上、自他ともに認める男運がない。

弱いところをつつく私に耐えられず自分からフェードアウトしていったのに、翌月は30万円くれそうな気配がなさそうと私の直感から自分の判断で風俗に戻ると言った。

今思えば、付き合ったことは失敗だったが早めに風俗に出戻って正解だった。

翌月には30万円もらえなくてきっともっと返済に厳しくなって生活できなくなっていたと思う。

本当に早めに判断しておいてよかった。

それでも可能性を信じたく、ちょっと遅くなってきつかったけど。

その私の判断を逆手にとって強気になった彼は私の判断のせいで別れるんだからなとでも言わんばかりに「風俗戻るってことは別れるってことだからな」と言って来た。

風俗で生きてきた男がたった2週間の元風俗嬢に何を今さら偉そうな!と内心思ったが、私には現金がない。

先に進まなくては返済が、生活がかかっていた。

お店に復帰後すぐ、久々に彼と顔を合わせたのがデリヘルの自宅出張の送迎車の中。

待機場へ戻る時が最後の大ゲンカ。

お前のせいで結局風俗出戻りだよと私は内心思っていたんだと思う。

腹をくくって始めた風俗。

面倒見てやるからと1度辞めさせて、人に安心感を与えておいてからまた突き落とされた感じ。

信じた人に裏切られた気分。

薬を飲んでいたので、頭で考えられずもうろうとしながら何か言わなくちゃ気が済まなくてケンカを吹っ掛けた。

覚えていないが毒舌の私、かなり傷つくことを言ったと思う。

良く知らない人気のない道の途中、トラックがバンバン走っているだけの大通り。

ここで降りると自分で言い、彼は車を止めて私は降りた。

そしてためらいもなく彼はそのまま私を置き去りにしてさっさと行ってしまった。

↓これでも一応・・・
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